2月22日(日)に東京競馬場で行われる第43回フェブラリーステークス(GI)に出走を予定しているダブルハートボンド(牝5、栗東・大久保龍志厩舎)について、追い切り後に行われた大久保龍志調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走のチャンピオンズカップは、正直負けたかなと思いました。調教師席からの角度では負けたように見えたのですが、リプレイの映像を見たら前に出ているのがわかって、うれしかったです。牝馬であっても強い馬は強いのだと思います。厩舎でもあまり牝馬だと意識したことが無いです。
さすがに前走後はケアをしたいと思い、いったん放牧に出しましたが、回復が順調だということで、フェブラリーステークスから逆算して、4週前に入厩しました。初めてレースに出た頃よりは、馬体のメリハリや、トモの大きさも変わってきています。順調に成長しているのではないかと思います。
一週前の追い切りは、本当であれば坂井瑠星騎手に騎乗してもらい、一番強くやろうと思っていたのですが、坂井瑠星騎手の海外遠征との絡みがあり、厩舎の助手が乗って追い切りました。引っ掛かるくらいのいい手応えで、チャンピオンズカップの時にはそういう感じは無かったのですが、今回1600mになるにあたってはいい傾向なのではないかと、戦いやすいのではないかと思います。
きょうの追い切りは、併せ馬の相手を用意していたのですが、併せたら行ってしまうと思い、坂井瑠星騎手とも直前に相談して、単走にしました。ジョッキーはすこぶる順調だと話していました。
前走の時は押せ押せで、馬の方もしんどそうにしていて、坂井瑠星騎手が乗った最終追い切りもこんなものかなというぐらいの手応えで、走るのがしんどいと思っていたのかもしれません。きょうは馬の方がハミを取っていくような感じでしたので、チャンピオンズカップの時よりは状態は上なのではないかと思っています。
坂井瑠星騎手はまた世界で力を証明してくれましたし、百人力というか、鬼に金棒のような感じで、期待しています。独特な歩様の馬で、海外の競馬はリスクがあると思いますので、日本の競馬で、使うところも限られてくると思いますが、オーナーサイドとも相談しながら、今後はGI戦線を進んでいくことになると思います。
チャンピオンズカップの時は、馬にも、自分にも、ジョッキーにも、行けると言い聞かせながらだったのですが、今回は、馬の方が自分で行けるというような雰囲気を醸し出してくれていますので、そこにしっかり乗っかって、いい景色を見せてもらえるように頑張ろうと思っています」
(取材:三浦拓実)

