1月11日(日)に中山競馬場で行われる第42回フェアリーS(GIII)に出走予定のリュクスパトロール(牝3、美浦・加藤士津八厩舎)について、7日の加藤士津八調教師のコメントは以下の通り。
「(新馬戦を振り返って)うまくマイペースに逃げられたというか、ジョッキーもうまく乗ってくれて、自分としては『あ、勝っちゃったな』という感じで勝ったのですが、それでも良い内容の競馬ができたと思っています。逃げる、前に行くタイプの馬は、どちらかといえば、前進気勢が強いタイプだと思うのですが、この馬は、別にそういうタイプではないです。でも、器用に何でもこなすタイプかなとは思います。たまたまうまくいったという感じだと思います。(中団や後方につけても)対応するタイプだと思います。
(中間の調整は)中2週で来ているので、先週の日曜日(4日)に軽く追い切ったという感じで、今週は当該週で、ウッドチップで追い切ったという感じですね。 特に疲れも残すことなく、その後調整していっても問題ないので、いい状態で競馬を迎えられるかなと思っています。
(レースを経験しての変化は)見ている感じでは、それほど大きな変化というのはないかなと思うのですが、乗り手などと話し合っていると、どちらかといえばトモ(後肢)が緩いタイプなのですが、そういう面が若干、しっかりはしてきたかなという感じがすると言っています。
(現段階の強みとしては)この前の競馬もそうですし、使った後もそうなのですが、精神的に追い込まれず、自分のペースでやれると思っています。(もし馬群の中で他の馬に揉まれても動じないのでは、と聞かれると)やってみないとわからないですが、多分、大丈夫なタイプではないかと思います。
(距離短縮について)少しトモが緩い分、1600mになると、ペース的には1800mよりも速くなると思いますし、この前みたいに楽な競馬はさせてもらえないと思います。また、枠順で外枠が当たってしまうと、なかなか難しい展開になるかなと思うので、そのあたりの運も味方につけたいと思います。1400mや1200mで走っている馬が1600mで走るよりも、1800mや2000mを走っている馬が1600mで走る方が、自分としては安心だと思います。逆に、1200mを走ったまま1600mへ行くってなると、折り合い面が難しいと思うので、そういう意味では特に不安なところはあまりないかなと思っています。(ペースが速くなった時にも)あの馬は多分、柔軟に対応してくれると思います。
(トモの緩みは良くなってきたが)まだ体が幼いですね。そういう意味ではこれからもっと上積みがあるので、楽しみな馬なのではないかと思います。
抽選で除外になる馬とかも出てくるとは思いますし、(出走枠に)入った馬などを見て、展開予想をしていくとは思うのですが、ジョッキーの方も、そのあたりは考えるでしょうし、(展開のイメージ、作戦は)おいおい話し合って決めたいと思います。
前回は良い内容で新馬戦を勝ったので、この勢いで、フェアリーSを勝てるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)

