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9月29日(日)に中山競馬場で行われる第58回スプリンターズステークス(GI)に出走を予定しているナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)について、追い切り後に行われた長谷川浩大調教師の記者会見でのコメントは以下の通り。

「前走のキーンランドカップは5か月ぶりのレースで、中間の状態は徐々に良くなってきたという感じはありましたが、去年のキーンランドカップの状態からするとまだ少し足りないかなという印象はありました。最後、少し狭いところに入っていくような形で、他の馬との接触もありましたし、厳しいレースになったと思います。

前走後は、台風の影響を考慮しながら栗東に戻ってきて、まずは輸送の疲れとレースの疲れを取ることに専念してきました。札幌に何日か滞在して帰ってくる予定でいたのですが、ことしに限っては、週末に輸送したほうがいいのか、週明けすぐに輸送したほうがいいのか悩んで、天気や台風の進路図を見ながら、週の前半に栗東に戻しました。

前走を使う状況の中では息はしっかりできていましたが、少し線が細いというか、パンプアップが足りないというところがありましたので、疲れが取れてからは、今回は坂路中心で進めました。全体的な筋肉の張りというか、力強さというのが少し欠けているように思いましたので、スタッフと相談しながら、パンプアップを中心にやってきました。

一週前追い切りは、馬を前に置いて、どれぐらいの手応えを感じながら終いは反応できるかというところと、横山武史騎手にはいいところも悪いところも含めて伝えましたので、その感触を掴んでほしいというところで、騎乗してもらいました。思っている以上に力強かったという話は聞いていますし、普段我々が調教に乗るとスピードのコントロールはしやすいのですが、初コンタクトでしたし、前半からの前進気勢というか、そういう部分が見られて、良かったと思います。少なからずいろいろ掴んでくれたのではないかと思います。

きょうの最終追い切りは正直悩むところがあり、先週と同じような形を取るか、単走にするかは、先週の週末の状態と、きょうの乗った感触で決めようと思っていました。実際馬に跨って、活気もありましたし、これ以上テンションを上げたくないというところと、先週かなりのハードワークをしてもらいましたので、微調整というところで、"リズム良く"を心掛けて単走にしました。とてもいい感触で上がってくることができたと思います。キーンランドカップの時が、レース結果もそうですが、思ったより物足りない状況で、毛艶がまだ一息だったりというところがあった中で、何とか間に合ったかなと思っています。

オーナーもものすごく理解のある方ですし、厩舎のスタッフもいろいろと考えて、何とかGIを、というために頑張ってくれていますし、チームとしてやってきていますが、やはりひとつ勝つというのは難しいと思っています。

過去2年において、私の判断としては、ナムラクレアのレースができていないと思っています。その中で、ことしも馬場が速いですし、枠順も大切になってくると思いますので、とにかくクレア自身のレースをしてもらいたいと思っています。イレギュラーで鞍上は替わることになりましたが、オーナーと相談して、中山に実績のあるジョッキーにお願いできたというのはひとつ心強いところもあるかなと思います。

状態としてはいいところまで来てくれたのではないかと思いますし、今年はそうそうたるメンバーだと思っていますので、とにかくレースまで無事に運んで、何とか自分のレースをして、ひとつ盛り上げてくれたらと思います」

(取材:三浦拓実)

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