9月29日(日)に中山競馬場で行われる第58回スプリンターズステークス(GI)に出走を予定しているオオバンブルマイ(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)について、追い切り後の吉村圭司調教師のコメントは以下の通り。
「前走のキーンランドカップは、最内枠を引きましたし、初めての小回りの1200mで、難しいレースになるだろうと思っていました。4コーナーでは厳しいなと思って見ていましたが、直線はすごい脚を使ってくれましたので、勝つに越したことはないのですが、ホッとしたところはありました。ここ最近はマイルにこだわって使っていましたが、血統的にも、馬の気性を考えても、1200mはこなしてくれるのではないかと思っていました。
前走の時は直前に札幌に入厩して、レース後も2日後ぐらいに栗東に戻りました。遠征の疲れを取ってあげたかったので、10日間ほど近くのキャニオンファームに放牧に出して、そこから立ち上げ、追い切りも順調にこなしています。
一週前追い切りは、今回はGIですし、前走が休み明けでもありましたので、上積みは見込めるとはいえしっかり負荷もかけたかったので、ジョッキー(武豊騎手)に乗ってもらい、一週前に重点を置いた調教を行いました。武豊騎手にはキーンランドカップの週にも追い切りに乗ってもらったのですが、夏より素軽さが出ていると言ってくれましたし、順調に、いい感触を掴んでもらえたと思います。レース間隔があいても苦にならないタイプで、前走もいい仕上がりだと思っていたのですが、一度使われたことで息遣いとかも違ってはくると思っていますし、体もいい張りをしていますので、上積みはあるのではないかと思います。きょうの最終追い切りは、確認する程度で十分だと思っていましたので、馬の気配やリズムを見る程度にとどめました。
中山で走るのは初めてですが、コース替わりはそこまで気にしなくていいのではないかと思っています。前走も初めての小回りの1200mで、直線だけとはいえ対応してくれましたし、オーストラリアに遠征した時も初めてのコースで結果を出しています。オーストラリアに初めて遠征した時は中山で検疫を受けて2週間ほど滞在していましたので、馬も場所や環境をわかっているのではないかと思います。
いい決め手を持っている馬です。先週の中山は時計も速かったですし、あまりそうした傾向が続くとどうかという気持ちも正直ありますので、もし雨が降るならいい方に向くのではと思っています。
何とかGIを勝たせてあげたいと思ってやっていますので、応援お願いします」
(取材:三浦拓実)

