9月15日(日)に中京競馬場で行われる第42回ローズステークス(GII)に登録しているカニキュル(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)について、追い切り後の菊沢隆徳調教師のコメントは以下の通り。
(前走の三浦特別1着を振り返って)
「だんだんと成長してきて、競馬の内容も数段上がったような形でした。また古馬相手でも、斤量の恩恵はあったので、強い勝ち方をしたなと思います。
スタートの出方が非常に上手だなと思いました。道中は馬群の中で折り合いを重視して、直線に向いて抜け出すという形で、セオリー通りの競馬でした。それ以上の脚力も見せてくれたなと思いました」
(前走後の調整について)
「レース後はさほど大きなダメージはなく、そのままノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。その後も順調と聞いていましたし、チェックしても(順調だと)感じましたので、良い夏休みを過ごしているなと思っています。
トレセンの中での環境において、また調教でもオンオフがはっきりするような感じです。オフの時は本当にゆったりとしたような感じで、調教に励んでくれています。
どちらかと言うと、レースに関してはオンが入りやすい良い馬なので、その辺は成長した姿を中京で見られれば良いなと思っています」
(調教過程を振り返って)
「(1週前は)併せ馬をしました。直線での反応、動きと、十分にできているような感じでした。
(最終追い切りは)中京までの輸送もありますし、この暑さもありますので、カニキュルの良いリズムで走らせてあげたいなと思って騎乗しました。
気分良く行って、直線はストライドを伸ばすような感じで、良い感じで動けていたと思います」
(今回のレースに向けて)
「紫苑ステークスとローズステークスと二通り選択肢がありました。この馬に向いた条件というか、現状で力を発揮しやすいのはどちらかと言うと、左回りの2000mの中京のコース形態ではないかと思って選択しました。
(左回りが合っていると感じたのは)乗っていての感触ですけどね。あとは競馬での結果も踏まえてです。
2歳の若い頃から牧場でも、少し気性の激しいところがありました。入厩してもそういうところは要所要所で見せていたので、十分に注意しながら育ててきたつもりです。
心肺機能がとても優れていると感じています。また普段の追い切りが終わった後でも全然息が乱れていないので、心肺機能が強いなと思っています。(2000mも)折り合いさえつけば問題ないと思います。
このまま現状の感じで十分に経験を積んで、なだらかにでも上向いてくれれば良いと思っています。
秋初戦で、賞金的にも低いですし、また春に活躍した強い馬が相手になりますが、十分戦える手応えを感じています。皆さん応援よろしくお願いします」
(取材:米田元気)

