9月8日(日)に中京競馬場で行われる第38回セントウルステークス(GII)に出走を予定しているダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)について、追い切り後の福永祐一調教師のコメントは以下の通り。
「前走の安田記念は、とてもいい状態で出走させることはできたのですが、外枠で、道中はうまく脚をためきれなかったとジョッキーは言っていましたし、そのぶん少し伸び切れなかったところはありました。(前走はデビューから最高馬体重だったが)返し馬の感触もとても良かったとのことでしたので、太いということはなかったと思います。
もともと1400mがベストではないかと思っていたのですが、前走の結果も踏まえて、一度1200mを使うタイミングとしては今回がいいのではと思いましたし、いつもならセントウルステークスは阪神の開幕週なのですが、今年は中京で、開幕週ではない、というところも魅力的に感じた部分でしたし、左回りもいい馬ですし、血統的にも中京の1200mは適性があるのではないかということで、このレースを選択しました。阪神開催であれば選ばなかったと思います。
もともと持っている能力に関しては、自分が今まで乗ってきた馬と比較しても高いと思いますし、それがまだ結果として反映できていない部分もありますが、高いポテンシャルを感じていますので、新しい距離、舞台で、その力を発揮することができるのであれば、十分に上位争いができる力は持っている馬だと思います。
一週前追い切りは、非常にメリハリのきいた追い切りはできたとは思います。前走の最終追い切りは美浦で、左回りだったので、左回りだと上手に走れるのですが、どうしても右回りだと右にモタれる面が残ります。ただ、競馬では出しませんので、それは心配していません。とてもいい動きをしていました。
最終追い切りは、右にモタれる面を鑑みて、内ラチ沿いからキャンターを下ろしていったのですが、一緒でしたね(笑)。時計は思っていたより速くなりましたが、走り終わったあともケロッとしていましたし、体つきも短距離馬っぽくなってきました。スプリンターに近づいていると改めて感じました。安田記念の時はトップコンディションと言えるぐらい良かったですが、今回もそれに近い状態です。一叩きという仕上げではありません。動ける状態だと思います。
戸崎騎手が継続して乗ってくれますが、中京の1200mに関しては彼よりも自分の方が詳しいところがありますので、一緒に話し合って、当たった枠にもよりますが、イメージ作りというか、プランは練っていきたいと思っています。
初めての1200mということで、血統的にも合うのではないかと期待しています。いい状態で出走させることができると思いますので、応援していただければと思っています。よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

