3月17日（日）に中山競馬場で行われる第73回スプリングステークス（GII）に出走を予定しているジュンゴールド（牡3、栗東・友道康夫厩舎）について、追い切り後の友道康夫調教師のコメントは以下の通り。

「前走の京成杯は、久々ということと、初めての中山ということで、結構装鞍所からテンションが上がっていました。そのまま競馬に行って、折り合いも欠いて、結果を残すことができなかったという感じです。

前走後はノーザンファームしがらきに放牧に出して、1か月ぐらい前に帰ってきました。先週も今週も坂井瑠星騎手に乗ってもらい、順調に来ていると思います。

一週前追い切りは、CWで、三頭併せで、しっかり時計を出しました。まだ若干太いかなという感じだったのですが、最終追い切りもCWで三頭併せで、先週に比べると4コーナーを回って直線に向いた時の反応も良かったですし、良くなってきた中で出走できると思います。もともと調教ではそれほど動く馬ではないのですが、先週、今週としっかりやって、態勢は整ったと思います。

中山は2度目なので、輸送にも慣れてくれると思いますし、前回に比べて距離が1ハロン短くなるのもこの馬にとってはいいと思います。2戦目はハナに行ったのですが、デビュー戦のような、好位置から差すような競馬をしてもらいたいと思っています。デビュー戦と2戦目は折り合いもついていい感じで運べて、長くいい脚を使うところがこの馬のいいところだと思いますので、そこを引き出してくれればいいなと思っています。

去年、二回走って期待していたのですが、まだ皐月賞の権利が無いので、ここで何とか権利を取って皐月賞に出走させたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

（取材：三浦拓実）