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3月17日(日)に中山競馬場で行われる第73回スプリングステークス(GII)に出走予定のペッレグリーニ(牡3、美浦・手塚厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

(前走を振り返って)
「少しスローペースでしたが、上がりの勝負になって、着差は僅かでしたが、結構安心して見ていられたな、という感じです」

(レースの中で印象に残った点は)
「とてもレースセンスというか、位置取りも良い位置を取って、折り合いもつきますし、しっかりと最後はガッツのあるところを見せてくれるので、レースセンスについては凄く良い馬だなと思います」

(中間の調整は?)
「前走を勝ってからは、スプリングステークスを目標にしたいなと思っていて、オーナーとも相談して(レースまで)逆算して、牧場から戻してきました。中間は、この馬は調教で地味なところがあるので、そういう中でも、調教で少しプレッシャーを与えたいな、ということがありました。遅れても良いので、調教パートナーは(動きが)強めのパートナーにして、ここ2週はやっています」

(1週前の追い切りは?)
「津村騎手に乗ってもらって、先行して、相手が動く馬だったので、最後は置かれてしまいましたが、この子には良い刺激になったと思います。中身のある追い切りが出来ました」

(今朝の最終追い切りについては)
「未勝利馬を先行させて、2頭目から追走。その後ろからソールオリエンスが行って、最後は3頭で併せました。最後は遅れてしまいましたが、今回も良い感じで、ガッツのあるところを見せてくれたと思います」

(今回、初めての中山コースに)
「確かにここまで、直線の長いコース(新潟・東京)を使ってきています。距離はずっと1800メートルを使っていますが、今回は中山になります。とても立ち回りの上手な馬なので、逆に東京や新潟よりも競馬がしやすくなるのかな、と思っています」

(この馬のセールスポイントは?)
「速い上がり(の時計)で、レースをする馬ではないので、立ち回りで上手くアドバンテージを取れるようなところだと思います」

(この春は、どんな活躍を期待していますか?)
「ここまで、こちらが思っている以上の成績を残してくれて、何とか重賞路線まで辿り着くことが出来ました。ここで3着まで来れば、GIの舞台まで繋がっていきますし、何とか権利を取って大舞台に行けたら良いなと思っています」

(取材:木和田篤)

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