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2月17日(土)に京都競馬場で行われる第59回京都牝馬ステークス(GIII)に出走を予定しているナムラクレア(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)について、追い切り後の長谷川浩大調教師のコメントは以下の通り。

(京都牝馬ステークスを使うことになった経緯は)GIへの前哨戦として、シルクロードステークスにするか、京都牝馬ステークスにするかというところで、シルクロードステークスなら、これまでの実績から斤量面で厳しくなるので、それと比べてというところです。

(前走のスプリンターズステークスについて)スタートで立ち遅れの形になったので、少し難しいレースになりましたし、焦りもあったのかなと思います。力負けとは言いたくありませんが、このレースに関しては、力負けかもしれません。

(中間の調整過程は)前走の疲労が大きかったので、体調と体を戻すことを重点に、ゆっくり調整しました。

(一週前追い切りについて)負荷をかけることは当初の予定通りでした。併せ馬でしたが、浜中騎手には追いつくか追いつかないかぐらいでいいという指示を出していました。この馬は、調教でもトップスピードに乗るのが早いので、ラスト1ハロンが頼りなく感じます。そのぶん、追いつかないところを織り込んで乗ってもらいました。最後まで集中を切らさず、良い感触でした。

(最終追い切りは)入りがいくらかスローになりましたが、最後、手前を替えてからの加速は素晴らしく、ラスト2ハロンに関しては言うことはありません。

(最近感じる変化は)2歳から高いレベルで走って、比較的完成度が高かったので、スプリンターズステークスが終わってから間隔も開きましたし、年齢的な衰えも懸念しましたが、そういったことも無く、いい意味で大人になっています。ここまで非常に順調に来ています。

(見通しを)今年の京都牝馬ステークスはレベルが高いと思います。前哨戦ということもあり、いい形で本番に向かえるように、内容を含めて、結果を出してもらいたいと思っています。

(取材:檜川彰人)

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