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2月18日(日)に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーS(GI)に出走予定のシャンパンカラー(牡4、美浦 田中剛厩舎)について、追い切り後の田中剛調教師のコメントは以下の通り。

(今朝の追い切りについて)
「凄く良い感じで追い切りを終えられました。先週しっかりとやっていますので、自分の馬が先導して、ペースメーカーとなって、終いの反応だけ確かめました。良い動きだったと思います。先週しっかり好時計が出ていますし、先々週もやっていますので、『そんなに速い時計は要らないよ』と言ってありました。競馬を目標にフレッシュな感じでいきたい、というところです」

(安田記念から約8カ月ぶりのレースになりますが)
「当初は富士ステークスが目標でしたが、去年の夏も暑くて異常気象だったので、うまく調整は出来ていたと思いますが、帰厩して調教を重ねていって、追い切りは順調に走っていましたが、ゲート練習に臨んだ時に、ゲートからうまく出てくれない状態になってしまって、そこで、調教は動いているのに、ゲートは出てくれないというのは、どういう事なのか?気持ち的なことなのか、身体的なことなのか、そこから探っていかなければ、という事になりました。結果、レースを見送ることになりました」

(時間と手間をかけて、今週末を迎えたという事ですか?)
「その後、去年12月に帰厩してきて、ゲート練習や調教も順調に重ねていましたが、先々週ぐらいの調教の後に、またゲート練習に臨んだタイミングで、うまく出てくれなくて、また振り出しに戻ってしまった感じになりました。その後も、いろいろと工夫をしてきて、今回何とかレースに出走できる目途が立ったかなという事です」

(キックバックについての対策は)
「先々週ぐらいから、徐々に徐々に、砂をかけながら調教をしてきました」

(今週末のダートのGIへのチャレンジについて)
「このチャレンジについてはオーナーの意向なので、うまくいけば、この後はドバイに行きたいという、そういう夢もあります。そういうところで、決まったという感じです。本当にダートの1600メートルは、1番タフな競馬ですが、でも何とか重馬場の芝でも勝っていますし、頑張ってくれるのではないかなと思っています。ただ、向こうの舞台へ行って、まずはゲートを出てくれる事だけを祈っています」

(ファンにメッセージを)
「(競走馬も)生き物なので、難しいことがいっぱいありますが、トレセンでは出来る限りの事はやってきましたので、シャンパンカラーもファンの期待にしっかりと応えてくれるのではないかなと、祈っています」


(取材:木和田篤)

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