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2月18日(日)に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーステークス(GI)に出走を予定しているドンフランキー(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)について、追い切り後の斉藤崇史調教師のコメントは以下の通り。

(前走の東京盃は)スタートはいつも通り決まりましたが、ハナに立った後、次から次へと来られて、自分の得意な形ではありませんでした。それでもレコードで勝ったことは、力をつけているという印象を持ちました。

(中間の調整過程について)レース後に乗り出したあたりで左前の膝あたりに関節液がたまりだしたのでレントゲン撮影をしたところ、骨片が見つかり、それを除去する手術を行いました。そこからは、骨折明けとしては順調に立ち上がることができました。

(一週前追い切りは)牧場での乗り込みもここに向けてギリギリ上げてこられたかなという感じでしたし、いつもほど万全に乗り込めているというわけではありませんでした。爪のトラブルなどもありました。ですから、先週は、ポリトラックでの調教になりました。単走で騎手に任せました。「少し足りないか」とは言っていましたが、ゴールを過ぎた後もしっかり追ってくれました。これで上がってきてくれたらという印象でした。

(最終追い切りは)先週は、初めてポリトラックで追い切りをして、フワフワ物見をしたりする面がありました。今日は、一頭前に置いて、それを追いかける形でした。騎手も言っていましたが、先週より手応えも良く、自分からハミを取っていくところがありました。動き自体も、いつもの迫力がある動きが戻ってきました。今週の感じだと、一段上がって、競馬に向けて間に合ったかなという感じです。

(距離面について)マイル自体は、この馬にとって実績があるところではありません。ただ、この馬の逃げるというスタイルが確立してからのマイル経験はありませんので、その点も含めて今回見てみたいというところがあります。

(レースのイメージは)最終的には騎手に任せます。この馬のスタイルとしては、スタートを決めて前を取るということですから、おそらくそのような形になるのではと思います。

(意気込みを)大型馬で、トモの緩さはありますが、スタートのセンスも良く、二の脚もいいものを持っています。気持ちのしっかりした馬です。ドバイの招待(ゴールデンシャヒーン)もいただき、行けるなら行きたいとオーナーの了解もいただきました。その前に、まずはこのレースにしっかり取り組むこと、その後の状態を見てということです。それにつながるレースをしてくれればと思います。

(取材:檜川彰人)

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