お知らせ:

競馬実況web

18日(日)東京競馬場で行われる第41回フェブラリーステークス(GI)に出走を予定しているキングズソード(牡5、栗東・寺島良厩舎)について追い切り後の寺島良調教師のコメントは以下の通り。

(充実の昨年は)一年通して良い状態でしたし、3歳の秋ぐらいから馬が良化したかなという印象で、4歳になってさらに充実したという印象です。以前は精神的にピリピリするところがありましたが、そこが改善してきて、身体が一段と筋肉質になってきました。

(前走の東京大賞典は)JBCと同じ舞台で、いいイメージで運べるかと思いましたが、想定とは異なりました。いい脚は使ってくれましたが、世界で活躍する馬(ウシュバテソーロ)とは差があったかなという印象です。悲観する内容ではありません。スローペースの上がり勝負になると厳しいということもわかりましたし、今後につながるレースになりました。

(中間の調整過程は)いつも通り放牧に出しました。ダメージも無くすぐに立ち上げてもらって、3週前に栗東トレセンに戻して、いつも通りの調整を続けてきました。

(1週前追い切りは)単走でしっかりめに、長めからやりました。動きは良かったのですが、時計が意外にかかっていました。その点は最終追い切りでしっかりやれればいいかなと感じました。

(最終追い切りは)先週の動きを受けて、最後までしっかりと時計を出して欲しいという指示を(岩田望来騎手に)出しました。先行した調教パートナーが動ける馬でしたので、それに併せてどれだけやれるかと思いましたが、見た目にも良く、時計もしっかりと出たので、十分満足のいく追い切りができました。体調そのものは先週から良かっただけに、いい状態で使えそうです。

(今回の東京マイルについては)レースセンス自体はある馬なので、左回りとかは気にしていません。どちらかと言えば、行きっぷりがいいので、マイルは良いと思います。後はマイルの流れになった分、最後の脚にどう繋がってくるかです。位置取りとかより、この馬のリズムを重視して運んでもらいたいです。

(以前からの成長面は)精神面がどっしりして、身体も一回りも二回りも充実しています。お兄さんのキングズガードは古馬になってさらに良くなっているところをみれば、この馬も上積みの余地はあるのかなと思います。まだまだ頑張ってもらいたいですね。

昨年一つ大きなところを勝たせていただきました。まだまだ大きなところを狙って、いずれは海外も含めて考えていかなくてはと思いますので、どうか応援をよろしくお願いします。

(取材:檜川彰人)

お知らせ

お知らせ一覧