1月28日（日）に京都競馬場で行われる第29回シルクロードステークス（GIII）に出走を予定しているオタルエバー（牡5、栗東・中竹和也厩舎）について、追い切り後の柴田雅章調教助手のコメントは以下の通り。

「前走のラピスラズリステークスは、道中もしっかり我慢できていましたし、それが最後の伸びにつながったと思います。気持ちのところで我慢できるようになった、成長してきたと思いました。新馬勝ちをして初めから期待していた馬で、休みが長くなったのですが、しっかり走ってくれています。オープンまで行きましたし、今年は活躍をしてもらえたら嬉しいです。

前走の後は一旦放牧に出て、1か月ほど前に栗東に戻ってきました。そこから順調に追い切りもこなせて、順調に乗り込んでいます。特に不安なところはありません。

一週前の追い切りは、今週の追い切りに向けて、レースに向けて、馬の気持ちを乗せていきました。今週の最終追い切りは、レースで騎乗予定の松山騎手に乗ってもらったのですが、動きも良く、時計も、馬場が荒れた時間帯としてはすごくいい時計だと思いますので、しっかり走れたと思います。松山騎手も具合は良いと言っていました。

古馬っぽい体つきになってきていますし、それに伴って、精神的にも大人になったというか、我慢がきくようになって、充実期に入ってきたと思います。京都コースは初めてですが、どのコースに行っても一生懸命走ってくれますので、不安などは無いです。

厩舎としても、最初から金杯を勝って、いいスタートを切ることが出来ています。先日もサヴォーナが惜しかったですし、勢いがありますので、続いてほしいと思います。

2歳の時からこの馬を応援していただいているファンの皆さま、ありがとうございます。ここへ来て馬も充実期に入ってきています。今年大活躍できるように、まず初戦、頑張ってくれると思いますので、応援よろしくお願いします」

（取材：三浦拓実）