1月28日（日）に東京競馬場で行われる第38回根岸ステークス（GIII）に登録しているパライバトルマリン（牝4、美浦・林徹厩舎）について、追い切り後の林徹調教師のコメントは以下の通り。

（前走のクイーン賞3着を振り返って）
「先手を取って、前半は自分のペースに持ち込めました。しかし道中からプレッシャーがかかって結構厳しい展開になりました。そんな中でもよく頑張ってくれたと思っています」

（前走後の調整について）
「前走後はノーザンファーム天栄で中間の調整をしていただいて、年明けに帰厩いたしました。そこからは順調に調整が進んでいます」

（最終追い切りを振り返って）
「牧場から本当に良い状態で（厩舎に）入れていただいたので、帰厩後1本目からしっかりと動けていました。先週、今週と戸崎ジョッキーに乗っていただいて、俊敏な動きを見せていました。1400mでも十分に対応できそうな動きでしたので、最後追い切りも良い動きだったと思います」

（今回のレースに向けて）
「元々、デビュー当初は結構気の良い馬でした。そういった意味でもなるべく短いところだけの馬にならないようにということで、メンタルにも気をつけながら大事に使っていった中で関東オークスを勝たせていただきました。また交流重賞でも良い競馬をしていましたが、本質的にはスピードタイプだと思いますし、東京の1400mは十分に対応はできると思っています。

　戸崎ジョッキーに乗っていただいて、毎回本当に良い競馬をしていただいています。私がどうのこうのというよりも、そこは戸崎ジョッキーにお任せで、いつも通りの競馬をしていただければと思っています。

　中央の重賞挑戦は初めてになりますが、本当に強いメンバーなので、挑戦者の気持ちで挑めればと思っています。

　強豪相手になりますが、パライバトルマリン号も素晴らしい馬です。何とか良い競馬ができたらと思っていますので、応援の方よろしくお願いいたします」

（取材：米田元気）