11月5日(日)に京都競馬場で行われる第13回みやこステークス(GIII)に出走を予定しているセラフィックコール(牡3、栗東・寺島良厩舎)について、追い切り後の寺島良調教師のコメントは以下の通り。
「夏は少し休養して、秋は前走を目標に厩舎に戻してきました。レースはいつも通りというか、ゲートの遅い馬なので、1コーナーから2コーナーは心配でしたが、向正面から押し上げていって、かなり強気な競馬でしたが、直線もしっかり後ろを離してくれましたし、改めて能力を感じさせてくれた一戦だったと思います。
前走の後はノーザンファームしがらきに放牧に出しました。次走のことは決めずに馬の状態次第で、ということだったのですが、すごく調子も良かったようで、出走もできそうでしたし、ミルコ・デムーロ騎手も継続して騎乗できるという、いろいろ条件も良かったので、みやこステークスを目標に調整してきました。
一週前の追い切りは、前走の時と同じような感じで、後ろから外を回して前の馬に併せるような感じで行いました。予定通りに出来たのではないかと思います。今週の最終追い切りは、ミルコ・デムーロ騎手に乗ってもらい、先週はしっかり外を回って負荷をかけることができましたので、今週は内を回して、終い重点というか、併せ馬の相手にそれなりに動く馬を用意して、最後は反応だけを確かめてもらったような感じでした。それでも十分な時計を出してくれましたし、予定通りの追い切りが出来たと思います。
前走は休み明けで、追い切りの本数も少し足りないのではないかという感じで行ったのですが、そこを叩いて、今回はさらに状態はアップしてくれたのではないかという感じで来ています。追い切りに乗ったデムーロ騎手も、前走よりも気合が入っていていい状態だと言っていましたし、相変わらずすごく動く馬だと言っていましたので、いい手応えを掴んでくれたのではないかと思います。
キャリア4戦ですが、いろいろなコースを経験していますし、京都でも勝っています。競馬の形はどこへ行っても一緒なので、この馬の競馬をしてもらえればいいと思います。
前走の時から、パドックや装鞍所の雰囲気に幼さが無くて、しっかりと集中できているような感じがあります。普段の調教や、飼葉食いなどでも、大人になってきたように思います。まだこれからも成長してくれると思いますが、楽しみです。
脚力があるところがストロングポイントです。レースでは自信を持って乗ってもらえればいいと思います。スタートについては、普段から駐立の練習はしているのですが、ゲートの扉が開くのに驚くようなところがあります。そういう幼さがレースを経験しながら無くなってきてくれればと思います。今のところこの競馬で頑張っていますし、そういう面も含めてこの馬の良いところなのではと思っていますので、レースでどんどん改善していってくれればと思います。
今までが条件戦で、さすがに重賞やオープンで同じような競馬をしているとなかなか厳しいとは思います。また、この馬に騎乗したどのジョッキーも、抜け出すとちょっと遊ぶようなところがあると話していますし、このメンバーで、強力な馬が前にいると思いますので、最後どれだけ走ってくれるか、そういうところも楽しみにしたいと思います。
4戦無敗でここまで来て、非常に能力も高いと思いますが、まだまだ弱点も多くて、子どもっぽいところもある馬です。パフォーマンスはすごいものがあるとは思いますので、このあとどう成長していくのかも含めて、今回の一戦はすごく楽しみにしています」
(取材:三浦拓実)

