6月18日（日）に阪神競馬場で行われる第28回マーメイドステークス（GIII）に出走を予定しているウインマイティー（牝6、栗東・西園正都厩舎）について、追い切り後の西園正都調教師のコメントは以下の通り。

「転厩が決まって、五十嵐忠男厩舎にいるときから、調教の様子などは見ていました。五十嵐厩舎ではすごくかわいがられていたようで、素直そうで、調教も動いて、思った通りの馬でした。

調教は、うちの厩舎のやり方で、他の馬と同じように、CWを主体にして追い切っています。1週前は和田騎手が乗って、CWで速い時計を出していますので、きょうの最終追い切りは、上がりだけ重点ということで、6ハロン81秒台で、最後1ハロンだけ伸ばすようにという指示をしました。最後の1ハロンは10秒9と、聞いたことの無いような時計で、やっぱりすごい馬だと思いました。このところ実も入って、体がだんだん丸くなってきました。充実期を迎えているのではないかと思います。

ディフェンディングチャンピオンなので、何とか連覇を目指して頑張りたいと思います。乗り慣れた和田騎手が騎乗しますので、乗り方は彼に任せて、勝つように乗ってきてほしい、という指示で行きたいと思います。

素晴らしい馬を引き継がせていただきましたので、前の厩舎にいる時に負けないように、頑張っていい成績を出していきたいと思います」

（取材：三浦拓実）