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6月18日(日)に東京競馬場で行われるユニコーンS(GIII)に出走予定のニシノカシミヤ(牝3、美浦・伊藤圭三厩舎)について、14日の永野猛蔵騎手のコメントは以下の通り。

「この馬はいつも絶好のスタートを切ってくれて、(前走は)二の脚もついて、楽に先手を取ることができました。いつもレースでは落ち着いていて、(早い)スタートも切ってくれて、全力で走ってくれます。(前走は)道中のリズムも良く、(脚が)溜まっている感じはありました。それまでは厳しい競馬で、マークされてハイペースになったり、砂を被って怯んでしまったりしていましたが、(前走は)あのようにスムーズに前へ行って、能力を発揮してくれました。強い勝ち方でしたね。ここ最近はチグハグな競馬が続いていたのですが、能力のある馬ですし、またこの馬の強さを確認できて、楽しみだな、と思いました。馬場も展開も味方してくれましたが、スピードのあるところが持ち味ではないかと思います。

前回は初めて1600mを走りましたが、そこでああいう勝ち方をしてくれましたが、2歳の時はもうちょっと短い距離の方が良い印象でしたが、体力もついてきて、それが1600mでのああいう勝ち方につながったと思います。前回は収穫のあるレースだったと思います。

(伊藤圭三調教師と今日の追い切りについては)特に話していません。(今日の追い切りには)僕自身は乗っていませんが、引き続き調子は良いということなので、明日かあさってにでも、一度乗ってみようと思っています。

(今回は)この馬のレースをするには、前に行った方が、と思いますし、スピードがあるので、自然とそういう形になると思います。

牝馬ですが、本当に落ち着きのある馬で、いつもレース前も落ち着いてゲートに入ってくれて、スタートも決めてくれるので、そのあたりは牡馬に混じっても心配はしていないですし、スピードを生かした競馬ができればと思います。普段も落ち着いていますし、レースに行ってもコントロールのしやすい馬です。

(この馬の強みは)落ち着きがあり、メンタルが強いと思います。また、スピードのあるところだと思います。

(ポイントは)ゲートですかね。うまくスタートを切って、良いポジションが取れれば、どの枠からでも好スタートを切ってくれるので、そのあたりは心配していません。速いので、内枠だったらなおさら良いです。

天気が不安定ですが、前回はああいう渋った馬場で勝っていますし、(渋った馬場になれば)先行有利になると思うので、逆にプラスに働くと思っています。

ニシノカシミヤとともに、重賞を獲れるよう精いっぱい頑張ります。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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