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4月30日(日)に東京競馬場で行われるスイートピーステークスに出走を予定しているアリスヴェリテ(牝3、栗東・中竹和也厩舎)について、追い切り後の中竹和也調教師のコメントは以下の通り。

「前走も含めて、ここ何走かがぎくしゃくしてしまいました。この馬らしいスムーズな競馬をさせてあげられなかったと反省しています。桜花賞を強く意識したあまり、使うレースの選択を誤ってしまい、馬が戸惑ってしまったようです。

前走の後は大山ヒルズに放牧に出して、一回リセットという意味でリフレッシュしてもらって、ここを目標にしっかり乗り込んできました。栗東に戻ってきてから、以前とは栄養管理を変更したのですが、その成果が出て、ここへ来て馬体がものすごく良くなってきています。体が淋しくなりがちな傾向にあったのが、充実した体になっています。そういった意味では体調は良いのではないかと思います。

一週前の追い切りは、この馬らしい、柔らかい、きれいなフォームで(坂路を)駆け上がってきてくれました。先週の時点でほぼいい状態に持ってくることができたという印象でした。今週は確認する程度の最終調整になったのですが、今週も先週と同じように、すごく柔らかい、柔軟性に富んだ動きでした。この馬らしい動きだったので、いい状態で来ているのではないかと思います。馬体が非常に充実したというところが前走と大きく違うのではないかと思います。

無駄のない、効率よく走ることが出来るのがこの馬のいいところだと思っています。能力は高いのですが、その能力が気持ちと噛み合わず、出し切れていないので、能力を出し切れるように送り出したいと思います。左回りも問題無いですし、1800mも実際に結果を出している距離ですから、問題無いと思っています。しっかりここで権利を取って、次につなげたいと思います」

(取材:三浦拓実)

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