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4月23日(日)に東京競馬場で行われる第58回フローラステークス(GII)に登録しているドゥムーラン(牝3、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の尾関知人調教師のコメントは以下の通り。

(デビュー戦となった前走の未勝利戦1着を振り返って)
「脚元の不安もあってここまで来たので、無事に次につながるような走りができれば良いと思って出走しました。3コーナーから4コーナーの上がりっぷりがすごかったですし、そのまま直線でもしっかりとした末脚で勝ち切ってくれて、想像以上の結果を出してくれたなと思っています。
既走馬が相手なのでどうしてもスタートは遅くなりますし、大外枠でしたし、その辺も考えてジョッキーも馬のリズム重視で運んでくれたという感じです」

(前走後の調整について)
「そこまでじっくりとやってきたのもありますし、一旦ノーザンファーム天栄に放牧に出しました。馬の状態を確認して、何個かレースの選択肢はありましたが、フローラステークスに行くということに決まってからは逆算して(厩舎に)戻したという感じです」

(最終追い切りを振り返って)
「前回もそうでしたが、1週前にウッドチップコースで良い動きをしてくれていたので、無理をせずに反応を確かめるような感じでやりました。本当に良い動きだったかなと思います」

(今回のレースに向けて)
「まだ1回しか走っていないのでやってみないと分からないところではあります。前回もあれだけ終いの脚がしっかりしていたので、直線が長い東京コースでも良いパフォーマンスはしてくれるのではないかと思っています。
気持ちの面が少し繊細なところがあるので、まずは前半はこの馬のリズムを保ちながら最後の直線に向かえれば良いというイメージではいます。
もちろん2勝馬もいますし、いきなり勝った馬や重賞から来た馬など多士済々だと思います。今後の牝馬戦線を占うような素質馬が揃っているのかなと思っています。
母の母がアゼリという名牝で、そこからつながる牝系です。良い結果を出してまた牧場に帰せれば一番の理想かなと思っています。
まだ1回しか走っていないですし、今回は重賞というチャレンジをしますが、まだまだこれからの馬だと思っています。今回に関わらず先々も含めて応援して下さればと思っていますので、応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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