10月17日(土)に東京競馬場で行われる第29回富士ステークス(GII)に出走を予定しているアドマイヤズーム(牡4、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後の大江祐輔調教助手のコメントは以下の通り。
「もともと爪の弱いところがあり、どうしてもそこのケアに時間がかかったり、痛めてしまったりして、順調に使えないこともありました。マイラーズカップの後は放牧先でそこも含めてしっかりケアしてもらって、いい状態で栗東に戻してもらいました。今は、全く不安がないかというとそんなことはないのですが、今のところ順調に調教を重ねていますし、この先、厩舎でも牧場でも細心の注意を払いながらやっていくことに変わりはないと思いますが、そうした中でも、スムーズに、問題無く調整できています。
3歳の頃に比べてだいぶ大人っぽくなってきたというか、筋肉量も増えてきていますし、どしっとしてきたというのが久々に見た印象です。体も少しゆとりはあるのですが、成長分も込みでのプラス体重になるのではないかと思います。栗東に戻ってきた時は、硬さも無く、馬の気分も良さそうでしたので、牧場でとてもいい夏を過ごして調整されていたのだろうと思います。
(秋は富士ステークスから始動することについて)NHKマイルカップでは落鉄があってあのような結果でしたので、それが無かったらどうだったのか見たかったというのはありますが、第一には馬のコンディションを考えての選択です。東京の1600mにネガティブな印象はありません。
一週前の追い切りは、武豊騎手に乗ってもらいましたが、調子も良さそうだということでしたし、見ていてもとてもパワフルで、いい動きができていたと思います。やればやっただけ時計は出る馬ですので、51秒台の時計は力通りなのではないかと思います。きょうは、出しすぎないように、かつ休み明け初戦ということで軽すぎないようにという中で、終い11秒9を馬なりでバランス良く走れていたということですので、いい状態で来ているのではないかと思います。
わりとセンスのいいレースをしてくれる馬ですので、詰まったりとか、変な不利を受けたりとか、そういうこと無く、スムーズな競馬をしてくれればと思っています。スタートからレースの流れに乗れるということと、スピードの持続能力がとても高いというところが強みだと思います。
なかなか順調に行かないこともある馬なのですが、とても力のある馬だと感じています。GI馬として恥ずかしくないレースをしてほしいですし、それだけではなく結果も欲しいと思っています。ひとつひとつ丁寧に使えるように調整していきます。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)


