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東京11Rの優駿牝馬(3歳・GI・芝2400m)は1番人気シンハライト(池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分25秒0(良)。クビ差の2着に2番人気チェッキーノ、さらに半馬身差の3着に5番人気ビッシュが入った。

シンハライトは栗東・石坂正厩舎の3歳牝馬で、父ディープインパクト、母シンハリーズ(母の父Singspiel)。通算成績は5戦4勝。

~レース後のコメント~
1着 シンハライト(池添謙一騎手)
「桜花賞が悔しい2着でしたから、それを晴らすのはオークスだと強い気持ちを持って臨みました。さすがにオルフェーヴルを超えるプレッシャーはありませんが、かなりのプレッシャーでしたから、とにかくホッとしました。当日の体重が気になっていましたから、422キロと聞いてホッとしましたし、跨っての雰囲気、返し馬の感じも良かったです。ただゲートを出て一歩目が遅く本当は中団からと思っていたのですが、後方の位置取りになってしまいました。内枠でしたし、石坂先生からも『枠を生かした競馬を』と言われていましたから、内で折り合って進みました。直線はどこに行こうかと思いましたが、外に出す事は考えていませんでしたし、真ん中をつきました。途中他の馬に迷惑をかけて、そこは反省しています。そこを抜いてからは、前方に馬を見ながら必死に追いました。抜いてくれてすごい馬だなと思いました。初の長距離輸送もはねのけて、しっかり勝ってくれて、本当に強い馬です。秋は(秋華賞)は、桜花賞馬も、メジャーエンブレムも出てくると聞いています。そこでNO1を証明できるようにもっとうまくなって、いい結果を出せるよう、頑張っていきます」

(石坂正調教師)
「かなり自信を持って臨みましたが、競馬は簡単ではありません。最後は、シンハライトが底力を見せてくれました。オークスはジェンティルドンナで勝っていますし、今日もいけると思っていました。体は、420キロ台で出られればと思っていましたから、良かったです。初めての内枠、ジョッキーともロスのない枠を生かした競馬をと話していました。レースは折り合いをつけてと思いましたが、思ったより後ろの位置取りでした。折り合いはついていましたから、これならと思って見ていましたが、4コーナーで見失ってしまいました。一生懸命馬を探して、一瞬もうないかなという位置から最後は良くきてくれました。シンハライトの底力ですし、春の内にGIをとれて、十分な結果だと思います。最初の頃は、馬がピリピリしていましたが、レースを重ねて、辛抱することを覚えてくれました。秋は普通に牝馬路線に向かいます。今は喜びに浸りたいですね」

2着 チェッキーノ(戸崎圭太騎手)
「ゆったりリラックスして走れましたが、内をすくわれました。最後まで伸びていますし、力を出し切っていますが、もっと前につけていれば外へ出さずに済んでいたかもしれません。これからもっと良くなる馬です」

3着 ビッシュ(M・デムーロ騎手)
「直線まで反応は良かったです。ラストの250mほどで距離が長かったと思いました」

5着 ペプチドサプル(四位洋文騎手)
「厳しいローテーションの中で良く頑張ってくれました。ピッタリと折り合いがつく馬です。内が良くない馬場でしたが、いいコースを通れたと思います」

6着 フロンテアクイーン(蛯名正義騎手)
「テンションの高いところがあり、道中も行きたがっていました。もう少しリラックスして走れるといいのですが。これでもだいぶ良くはなっているのですが」

7着 レッドアヴァンセ(田辺裕信騎手)
「課題だったゲートを上手にでてくれて、馬群について行けました。距離のせいかは分かりませんが、最後は甘くなってしまいました」

9着 デンコウアンジュ(川田将雅騎手)
「勝ち馬と接触した後も、伸びてはいました。かわいそうでした」


10着 エンジェルフェイス(C・ルメール騎手)
「距離が長かったです。いい感じでレースはできましたが、GIはレベルが高かったです。2000mのGIIくらいは狙える器があると思います」

13着 ロッテンマイヤー(T・ベリー騎手)
「リラックスしていい流れでしたが、2400mは長かったでしょうか。いい馬です。2000mがベストだと思います」

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