9日(土)中山競馬場で行われるニュージーランドトロフィー(GII)に出走予定のアストラエンブレム(牡3、美浦・小島茂之厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◯アストラエンブレムについて小島茂之調教師
「前走のフローラルウォーク賞は、ジョッキーは7番手くらいの競馬をイメージしていたようですが、スタートが思った以上に出ましたからね。勝ってNZTに向かいたかったので、勝てたことが何よりです。前走は結果的に逃げる形になりましたが、やはり逃げるタイプではないと思っています。
デビュー当初の頃は牝馬のような繊細さがありましたが、段々と経験を積んで、気負うような部分も以前と比べてだいぶ改善してきました。オーナーサイドとの相談でNHKマイルCを目標にしようということで、ここまで必然的にマイルのレースを続けて使っています。背中の乗り味はしなやかで、それでいて激しいものも持っていて、ダイワメジャーのいい面が引き出されているのではないかと思います。
この中間は間隔が詰まっていたことと、前走が輸送競馬だったこともあり、厩舎に置いておきました。レース直後は気負いがありましたが、今はだいぶ落ち着いてきて、いい状態で出走できそうです。
最終追い切りは、気負いを落ち着かせること、馬の後ろでゆったり走らせることを主眼に、ジョッキーが乗った状態で我慢することの再確認がポイントでした。昨日までの感じで、厩舎としてはいい状態に仕上がっているという手応えがあったので、ジョッキーに聞いたら『乗りやすくて、思った以上によかったです』とのことだったので、安心してレースを迎えられます。
中山は初コースになります。枠順に左右されるコースなので、そのあたりは枠を引いてから考えたいと思っています。以前に比べるとスタートが良くなっているので、いい枠に入って上手な競馬ができれば力を出し切れると思っています。
本来ならGIに出られる権利をとっておかなければいけなかった馬ですが、ここまでかかってしまいました。ですが、いい状態で重賞を迎えられるので、ここは勝って次に向かいたいです。厩舎ゆかりの血統でそうなれば一番嬉しいですし、皆さんからも期待してもらっているので、頑張りたいです」
(取材:小塚歩)

