京都11Rのシルクロードステークス(4歳以上GIII・芝1200m)は2番人気ダンスディレクター(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒9(稍重)。1馬身半差の2着に5番人気ローレルベローチェ、さらに1馬身半差の3着に11番人気ワキノブレイブが入った。
ダンスディレクターは栗東・笹田和秀厩舎の6歳牡馬で、父アルデバラン2、母マザーリーフ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は16戦6勝。
~レース後のコメント~
1着 ダンスディレクター(浜中俊騎手)
「ゲートを出てくれたことがいちばんでした。気性的に大人になって、折り合いも問題ありませんでした。前に1頭いましたが安心していましたし、つかまえてくれるだろうと思っていました。もっと早く重賞を勝てる馬だと思っていましたし、GIでも期待できると思います」
(笹田和秀調教師)
「スタートも決まりましたし、強い競馬でしたね。小さな馬で、成長をじっくりと待ったのが結果につながったと思います。このあとは様子を見て、高松宮記念へ直行するか、阪急杯を挟むか考えます」
2着 ローレルベローチェ(中井裕二騎手)
「今日のペースだと、3コーナーで頭を上げていました。そのあたりを今度修正していければと思いますが、道中の我慢の仕方がよくなっています。力をつけてきています」
3着 ワキノブレイブ(小牧太騎手)
「最高のポジションにつけられました。うまくはまったと思いましたが......」
4着 セカンドテーブル(水口優也騎手)
「自分の競馬はできました。アクティブミノルがあまり行かないなら2番手でと思いましたが、その通りに行けました。直線も伸びていますし、今後が楽しみになりました」
5着 ビッグアーサー(藤岡健一調教師)
「敗因は外枠でしょうね。外を回らされる形になったのがこたえました」
8着 ヤマニンプチガトー(村田一誠騎手)
「よくなっています。力はあります。3コーナーで少し不利がありました」
10着 リトルゲルダ(松山弘平騎手)
「もう一列前で競馬ができればよかったです。今日はスタートでゴチャついてしまいました」
12着 メイショウツガル(鮫島良太騎手)
「この馬場にしてはタイムが速くなってしまいました」
14着 ニンジャ(古川吉洋騎手)
「馬はよくなっていました」
15着 セイコーライコウ(秋山真一郎騎手)
「いい脚が少ししかないようですが、今日は気分よく行きすぎました。4コーナーでガス欠になりました」
16着 アクティブミノル(武豊騎手)
「4コーナーで抵抗できず、下がってしまいました」