6月2日(日)に東京競馬場で行われる第63回安田記念(GI・芝1600m)に出走するロードカナロア(牡5、栗東・安田隆行厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ロードカナロアについて安田隆行調教師
「今日はウッドチップコースで追い切って、岩田騎手にはそれなりにタイムを出して欲しいと指示しました。時計にしても、内容にしても満足できるものでしたね。
今度は1600mになりますが、僕自身もどんな感じになるのか、まだ見えて来ないんですね。馬自身は凄くやる気になっていますし、今はロードカナロアにすがるような気持ちです。ただ、出走させるからには行けるという手応えは持っています。タフな東京競馬場のマイル戦をこの馬がどんな風にこなしてくれるのか楽しみでもあり、不安でもありますね。
今は馬も本当に落ち着いていますし、乗り手の指示にも凄く従いますから、引っかかるというイメージはないですね。競馬と調教は違うとも言いますが、この馬の場合は調教が競馬につながるので、うまくこなして欲しいな、と思っています。
(マイル戦を使うにあたって何か調整に変化は)マイルに使うからどうこうではなく、今までと同じように調教してきました。今回は競馬の週はコースで追い切ろうと決めていましたし、調教に関しては万全だと思います。
去年は6月末に函館スプリントSを使って、秋に凄くいい形でつながったんですね。ですから、今年もぜひこの6月に一度使いたいと思っていたのですが、もう使うレースが限られてしまうので。そこで安田記念に的を絞ったのですが、本当にいい形で臨めそうです。馬自身がいい形で競馬を作ってくれれば、結果はついてくると思います。
マイルの強い馬に、スプリントのチャンピオンも加わりますし、本当に面白い競馬になると思いますから、ファンの皆さんにもぜひ注目していただきたいですね。安田記念を安田調教師が勝てば絵になると思うので(笑)、ぜひ応援をよろしくお願いします」
●ロードカナロアについて岩田康誠騎手
「高松宮記念は強い馬が強い競馬をして勝った、というレースでしたね。堂々としていますし、乗っていてもどっしりとした走りをしてくれます。普段は大人しくて、レースに行けば気持ちがチェンジしてくれる馬なので心配していません。
中間の状態もいいと聞いていましたし、今朝追い切りに乗った感じでも、いい状態をキープできていると思います。馬も元気で、道中気持ちがオンになっていて反応も良かったですね。
この馬がマイル戦を走るのは久しぶりですが、1400mの阪急杯でもしっかりした競馬ができましたし、あと1ハロン長くなるだけですから、それを馬と自分自身がゴールから逆算して組み立てたいと思います。
どこからの競馬にも対応できる馬ですし、枠順なり、展開なりに応じて自分で(競馬を)組み立てられますから。距離という壁は不安材料だと思われるようですけど、僕自身不安はないですし、『世界の(ロード)カナロア』というところを見せたいと思います。世界の走りを見てください」
(取材:大関隼)

