6月2日(日)に東京競馬場で行われる第63回安田記念(GI・芝1600m)に出走するヴィルシーナ(牝4、栗東・友道康夫厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●ヴィルシーナについて友道康夫調教師
「ヴィクトリアマイルは最後までヒヤヒヤしましたが、ようやくGI馬になれました。あの馬の持ち味、最後の勝負根性を見せてくれましたね。馬体重も1年前と比べて20キロ以上増えましたし、精神的にも大分どっしりしてきました。
東京のマイルは2度走って2勝と相性も良いですし、現時点ではマイルの方がいいのかな、と思ってここに参戦することを選びました。スッといい位置を取れて、勝負根性を生かせるので合っていると思います。
ヴィクトリアマイルのあとは木曜日まで曳き運動で、金曜日から乗り始めました。先週の日曜にはウッドチップコースで15-15をやって、今日の坂路での追い切りに持ってきました。馬場も悪かったので、時計が早くならないように4ハロン55秒~56秒くらいで、ウィリアムズ騎手に感触を確かめてもらうようにしたのですが、良い動きに見えました。強く追ってはいませんが、精神力の強さを感じたとジョッキーも言っていましたし、それを実戦でも生かしてくれたら良いですね。
ウィリアムズ騎手とも話をしましたが、やはり前々のポジションでの競馬になると思いますし、そういう位置が取れればと思っています。
どんな条件でも一生懸命走ってくれる馬ですし、牡馬の一線級相手でも、相手なりに走ってくれるのではないかと。相手は強豪ばかりですが、その中に入っても十分勝負出来ると思います。GI馬の仲間入りをして、これからさらにGIの勝ち星を増やしていきたいと思うので、応援をよろしくお願いします」
●ヴィルシーナについてクレイグ・ウィリアムズ騎手
「(この馬の印象は)過去にジェンティルドンナという凄い馬と走って、いい勝負をしていますし、いい馬だなということは勿論感じていました。
今朝調教で初めて乗りましたが、感触をつかんで欲しい、という指示でした。乗った感触は非常に良く、ファイターという面を持った馬に感じました。ずっと惜しいレースが続いていましたが、前回のレースを勝ったことで、馬が自信を持ったようにも感じますし、それは成長だと思いますから、今回のGIでもそれが発揮されると思います。東京のマイルでは2戦2勝ですし、今回も勝って3戦3勝にしたいですね。
安田記念は世界でも、マイル戦として高いレベルにあるレース。海外から来ている身として、そういった国際レースで勝つことは非常に喜びが大きいものなので、ぜひ勝てるように頑張りたいと思います」
(取材:大関隼)

