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 28日(日)に中山競馬場で行われる第59回有馬記念(GI・芝2500m)に出走するエピファネイア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)について、共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

●エピファネイアについて角居勝彦調教師
「今朝は川田騎手に乗って貰って、Cウッドコースで単走で追い切りました。騎手の言うことを聞いて走ってくれましたし、納得のデキですね。

 ジャパンカップは折り合いもついてしっかり(スミヨン)騎手が抑えてくれましたし、素晴らしいパフォーマンスでした。改めて凄い馬だったんだなと思いました。春シーズンは上手に調教する側の言うことを聞くようになっていても結果が出なかったのですが、天皇賞の段階では休み明けでちょっと余裕があったのかなと。ジャパンカップの後も順調に来ていますし、その状態を維持できればと思っていましたが順調ですね。

 中山は皐月賞以来になりますが、折り合いがつくかだけでしょう。素晴らしいメンバーが揃いましたし、エピファネイアには合いにくい馬場、コースかも知れませんが、状態は良いので、うまく維持して(レースに)持っていきたいと思います」


●エピファネイアについて川田将雅騎手
「最終追い切りが無事に終わって何よりです。この馬には一度2歳のゲート試験の時に乗ったことがあるのですが、その時にはダート馬かと思うくらい力強かったですね。これだけの道を歩んできた訳ですから違う馬になっていると思いますし、こんな風に成長したんだ、と思えました。

 競馬の時とは全くテンションも違って、攻め馬では非常にリラックスしていますね。競馬に行けばテンションも違うと思いますが、今のところ攻め馬ではそんな面を出さず、穏やかに過ごしてくれています。

 (中山の2500mに関しては)これだけ行きっぷりが良い馬ですし、できるだけ我慢させられるようにしたいですね。ジャパンカップであれだけ強い勝ち方をして、期待されている馬を任せて頂けるわけですから、しっかり馬と話をして、直線まで我慢してもらえるように乗りたいと思います」

(取材:大関隼)

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