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11月1日(日)に東京競馬場で行われる第174回天皇賞(秋)(GI)に出走を予定しているクロワデュノール(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)について、追い切り後に行われた斉藤崇史調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「春は最後(宝塚記念)だけ2着で、春の古馬三冠を獲らせてあげられなかったというのはとても残念ではあるのですが、三戦ともいいレースをしてくれましたし、去年の秋があまり思うような結果を残せないまま終わっていましたので、それを取り戻すという意味でも2つきちんと勝てたというのは大きいのではないかと思っています。どの競馬場、どの距離でもしっかり走ってくれるというのがこの馬のいいところでもあると思いますので、いろいろな条件で勝てたというのも、今後に向けていいアピール材料になったのではないかと思います。

宝塚記念は、個人的には天気のせいにはしたくないと思っていて、欲を言えば、4コーナーでもう少しメイショウタバルにくっついていけたら良かったなとか、直線ももう少し並びにいけたら良かったなとか、いろいろ思うところはありますが、そのあたりは向こうをほめるべきではないかなと思います。

春のレースが終わっても馬は問題無かったですし、夏はしっかり休ませる意味でも放牧に出して、当初の予定通り来ることができたのではないかと思います。少し早めに栗東に戻させてもらい、トレセンでじっくりやるという形で今回はやらせてもらったのですが、徐々に立ち上げて、時間を取らせてもらった分だけ、いつもよりスムーズに、ひとつずつ階段を上がるように上げてこられたように思いますし、ここまで順調に来られたと思います。(秋の古馬三冠制覇について)ことしは秋も国内で、ということですので、当然そこも視野に入れつつの調整になると思いますし、まずは天皇賞(秋)を勝って、その権利を持ちたいとは思います。

一週前の追い切りは、一週前だったので全体的にもしっかり負荷をかけたかったというのと、その前の週も幸騎手に乗ってもらったのですが、動きも反応もまだもうひとつというところがありましたので、そのあたりも含めて最後までしっかり動かしてもらったという形でした。二週前に比べると、動き出しの反応も良くなって、全体的にはとてもいい一週前追い切りができたのではないかと思っています。

今週は、久々にクリスチャン・デムーロ騎手に追い切りに乗ってもらいましたので、去年との比較と、先週やってある程度馬はできていると思ってはいるのですが、そのあたりの確認をしてもらいたいと思いました。後ろから行って、内を回してというところで、最後は併せた馬に並びにいけたらいいかなという感じでは思っていました。道中はもう少し距離の近いところで行ってほしいと思っていたのですが、少し離れたところから、4コーナーの動き出しもとても速かったですし、調教なので目一杯走るような感じではありませんでしたが、しっかり動いた中でフィニッシュできたのではないかというところで、最後の確認という意味ではいい形で終えられたのではないか思います。時計はもう少し遅くても良かったかなと思いますが、ジョッキーは去年との違いも教えてくれましたし、そのあたりも含めていろいろ確認できたのは良かったのではないかと思います。馬のバランスが去年より良くなっていると言ってくれました。

距離について言われますが、大阪杯でも勝っていますし、ワンターンのようなコースですがそれがダメという馬でもないですし、東京でもダービーを含めて勝っていますので、どこでそう言われるのかなという感じです。クリスチャン・デムーロ騎手はフランスでトップを張っているジョッキーですし、腕は申し分ないと思っていますので、あとは信用して任せるだけだと思っています。去年は左の口が硬く、そのイメージをずいぶん持っていたようですが、あの時よりも乗りやすくなっているということでした。

春は三戦ともすごく応援してもらって、何とか三冠をと思ってやってきたのですが、最後は2着で、獲れませんでした。秋も古馬三冠がありますので、そこに向けてまず一冠目、頑張ってやっていきたいと思っていますし、何とかタイトルをひとつでも多く獲らせてあげたいと思っています。ここまで順調に来ることができましたし、また応援してもらって、面白い競馬を見てもらえたらと思っています。そうなれるような状況までは来ることができたのではないかと思っています。

(天皇賞春秋連覇について)お父さんのキタサンブラックも春秋連覇して、それを引き継いでと言ってもらえるのは光栄ですし、そうした流れは競馬の面白さでもあると思いますので、何とかそうなれるように頑張っていきたいと思います」

(取材:三浦拓実)

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