11月1日(日)に東京競馬場で行われる第174回天皇賞(秋)(GI)に出走を予定しているシェイクユアハート(牡6、栗東・宮徹厩舎)について、追い切り後に行われた宮徹調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走の札幌記念は、長距離輸送があったので心配しましたが、函館を経由して、札幌へいい状態で行けましたし、自分が思っている以上の競馬をしてくれました。馬体重は、よくマイナス6キロでおさまったと思います。函館へ移動した時に少し細くなっていましたので心配していたのですが、頑張って食べさせて、体重が戻って、良かったです。
札幌記念の後は放牧に出して、疲れを取ってもらい、三週前に栗東へ戻しました。いい状態で戻してもらえましたので、前走以上のような感じで行けると思います。
一週前の追い切りは、CWで、3頭併せで、今週は東京への輸送があるのでサラッとにしようと思っていましたので、先週はある程度時計を出そうという感じでやりました。思っている以上の動きでした。ジョッキーも、今までと少し違うような感触を持ったようですし、力がついているのではないでしょうか。雰囲気も変わってきましたし、前はもう少し華奢というか、弱々しいところがあったのですが、最近は飼葉食いも良く、全体的に強さが出てきているように思います。
先週である程度できていますし、輸送に少し敏感なところがありますので、今週は終いだけ伸ばそうという感じでしたが、具合が良いので、時計は出ていました。6ハロンで81秒台が楽々出ましたから、悪くないと思います。今までは坂路中心でしたが、札幌記念の時にコースでの追い切りで強い競馬だったので先週はコースでやって、きょうは坂路でも良かったのですが、きのうの坂路を見ていくらか力の必要な馬場に感じましたので、輸送もありますし、馬体減りする馬ですので、コースでサッと流すことにしました。
調教で強くするより競馬で強くしていった方がいいという考えがあり、3か月に2回くらいのペースでずっと使ってきました。最初はへばり気味な時もあったのですが、最近では牧場とうまいこと連携して、疲れが取れてレースに向かえています。宝塚記念は馬場が悪く、外を回る形でしたので、きつい競馬になりましたが、良馬場だったらまた違っただろうという感覚はありました。
輸送すると体が減るタイプですが、レースを経験していますので、体が減っても能力がマイナスになることは無いと思います。今は体に張りがあり、大きく減らないとは思いますが、そこは輸送してみてだと思います。
東京コースは初めてなので何とも言えません。コースはそれほど問わないと思いますが、左回りの2000mはピッタリだと思います。札幌記念を勝つまでは左回りの方が走ると思っていましたが、右回りでもあれだけ強い勝ち方ができました。右回りだと直線に向いてもたれる癖があったのですが、馬が良くなったのか、最近はもたれないようになってきています。ただ、左回りがベストだと思います。上位の3頭は強いですが、どれくらいやれるか、何とか頑張ってみます。壁を破ってみたいです。
古川吉洋騎手はGIを勝ってくれていますし(1997年阪神3歳牝馬ステークスを管理馬のアインブライドで勝利)、調教とかも手伝ってくれていますし、絶対的な信頼はあります。
レース数を使っていますが、下降線をたどるのではなく、まだ強くなるようなところがある馬です。レースは楽しみにしていますし、何とか上位の馬といい競馬ができるように頑張りたいと思います」
(取材:三浦拓実)



