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11月1日(日)に東京競馬場で行われる第174回天皇賞・秋(GI)に登録しているホウオウビスケッツ(牡6、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。

(前走の毎日王冠2着を振り返って)
「ハナへ行くのに、外枠からかなり脚を使わざるをえませんでした。最近は歳を重ねたのもあって、多少ズブさも出てきているので、そこでかなりの脚を使ったぶん、最後は差されてしまったかなと思います。
自分のペースを乱されずに走れれば、今でも力は出せると思いますので、何の衰えも感じていません」

(前走後の調整について)
「ひと息入った後の札幌記念が、なかなか仕上げるのが難しいというのは毎年感じます。逆にそこから毎日王冠、天皇賞という、以前に比べて節も開けてもらっているので、非常に調整しやすくて、この馬にすごくフィットしたローテーションだなと感じています」

(調教過程を振り返って)
「先週はしっかりやりたかったので、軽く追いかける形を取って、終いはびっしり動かしました。1週前追い切りが終わって、そこでまだもう一つ、二つ上げられそうだなという感じだったので、日曜日にも終いをしっかり伸ばすという追い切りを入れています。
直前までジョッキーが乗った方が良いのか、乗らない方が良いのかというぐらい、馬がかなり気持ちが乗っていて、キレの良い動きもしていたので迷いました。ジョッキーもやはり後悔したくないところがあるみたいで、最終的には岩田(康誠)さんに乗ってもらって、かつやり過ぎない程度の調教で今日は臨みました。
終いは大きく動かしていないので、もちろん見た目には鋭い動きには見えないのですが、道中の雰囲気や仕掛けた時の反応はすごく良かったと(岩田騎手は)評価してくれています」

(今回のレースに向けて)
「(東京は)自分のペースを守りやすいコース形態ではあると思いますので、力は出しやすい舞台なのだと思います。ただ脚質的に、いつも直線がすごく長く感じるので、今年もそれをじっくり味わえればなと思います。
東京の1800m、2000mというのは、道中でまくってくる馬とかもあまりいないですし、途中から動いてしまった馬はたぶん終いの脚がなくなってしまうので、ビスケッツにとってはそれが都合が良いというか...。ただ、直線は長いので、坂もありますから、最後はいつも頑張れと思うのですが、ちょっと捕まってしまうので、何とか今年は上手く行けば良いなと思います。
やはり天皇賞ですから、メンバーもそうですし、各陣営の仕上げも違います。ただ、そうは言っても、おととしはドウデュースだったり、そういう馬に喧嘩を売って負けてしまいましたが、良いところまで持って行けたので、今年もやれるのではないかと思っています。
常に言っていますが、ハナにこだわることはありません。ただ、自分のリズムを崩されないように岩田さんとビスケッツが人馬一体になるのが理想的な形です。前に馬がいようが、後ろにいようが、あまり関係ないかなと思っています。
GIIで2着が5回で終わりにしたい馬ではありませんから、当然GIという大きなタイトルを獲らせてあげたいという思いはものすごく強く持っています。
前に行って、レースの序盤から馬券を買っている方には楽しんでいただけると思います。今年は何とかゴールまで先頭を維持できればと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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