中山11Rの第60回スプリンターズステークス(3歳以上GI・芝1200m)は9番人気ピューロマジック(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分9秒2(稍重)。クビ差の2着に5番人気ワールズエンド、さらにハナ差の3着に11番人気サウンドモリアーナが入った。
ピューロマジックは栗東・安田翔伍厩舎の5歳牝馬で、父アジアエクスプレス、母メジェルダ(母の父ディープインパクト)。通算成績は22戦8勝。
レース後のコメント
1着 ピューロマジック(岩田望来騎手)
「正直、こういう馬場はどうかと思っていましたが、継続騎乗させていただいたオーナーに感謝したいと思います。僕が乗ると一歩目はあまり速くないのですが、天性というか、二の脚で何とかハナに立てました。前走より折り合いもついていて良かったですし、直線は何とか粘ってくれ、という感じでした。(GI)初勝利をしてから、すごく長い期間勝てなかったのですが、ここで2勝目を挙げることができて良かったと思います。
(騎乗停止の)ペナルティーをもらってしまい、来週、再来週と休むのですが、また秋にパワーアップした姿を皆さんに見せたいと思います。たくさん勝って、大きい舞台でもひとつでも上の着順を目指せるように頑張るので、応援よろしくお願いします」
1着 ピューロマジック(安田翔伍調教師)
「タフな馬場でしたが、今のところトラブルも見当たらず、安心の方が勝っています。元々、滞在の方が落ち着いていますが、昨日、今日は特に落ち着いていました。パドックも今までで一番冷静に回っていました。(16番枠について)最初のスピードに自信があったので、どこであろうとこだわりはありませんでした。ゲートインに関しては、最後に入れるとタイミングが合わないかもしれないと話しましたが、ジョッキーは大丈夫だと言っていました。いつもより速いスタートではありませんでしたが、かえってこの逃げ方ができました。ポンと出ていたら変わっていたかもしれません。結果的に良かったです。33秒台半ばで行ってほしいとジョッキーには言っていましたが、イメージした逃げ方でした。直線はどこまで抱えて、追い出しを我慢できるかでしたが、しっかりとゴールまでバランスを崩さずに行ってくれました。最後は迫られましたが、直線で耳を立ててフワッとした場面がありましたし、そうバッタリとは来ないだろうと思っていました。他の馬が来たらまた脚を使って、凌げると思っていました。暑い時期に調子が上がる馬で、中2週でしたが、馬が精神状態を保ってくれました。冬場に状態が落ちてくるところがあるので、今後はオーナーと相談してやっていきたいです」
2着 ワールズエンド(津村明秀騎手)
「もう少しでした。いいスピードがありますし、理想的なところが取れましたが、2番手の馬があまり進んでいかず、そこでリードを取られたのが痛かったです。馬場も大丈夫でしたし最後もファイトしてくれました」
3着 サウンドモリアーナ(吉田隼人騎手)
「馬場は掘れていましたが、内枠は良かったです。序盤と3、4コーナーで接触する不利があって、そこでスムーズさを欠きました。着差が着差だけに、あれが無ければと思います」
4着 スターアニス(C.ルメール騎手)
「悪い馬場で、3、4コーナーで反応が少し遅かったです。最後はよく来てくれました。休み明けでこういう馬場では大変です。ですが、よく頑張ってくれました」
5着 レッドモンレーヴ(酒井学騎手)
「ゲート練習を行い、ゲートの中で力むことはありませんでした。スタートを出て、馬場のぶん、しっかり押して中団につけました。3コーナーでもたもたするところはありましたが、外から馬が来たら気が入って、直線での手応えは良かったです。直線では迷惑をかけるところもあり、もう少しスペースがあれば良かったのですが」
6着 ウインカーネリアン(三浦皇成騎手)
「きょうはゲートはだいぶ決まったと思います。理想通りの流れで、あまり馬場が掘れたところを走らせないつもりでしたが、4コーナーの動き出しが去年は持ったままで、今年は動かしながらだったので・・・。この馬場でよく最後まで頑張ってくれたと思います」
7着 エーティーマクフィ(富田暁騎手)
「思ったような展開になりませんでした。直線では接触する不利もありました。それでも、自分の脚は使っていますが、前が止まりませんでした」
8着同着 ジューンブレア(坂井瑠星騎手)
「この馬場も苦にしないで、よく頑張ってくれました」
10着 ママコチャ(武豊騎手)
「一歩目は速くありませんでしたが、流れには乗れました。現状はここまででした」
12着 フリッカージャブ(西村淳也騎手)
「人馬ともに集中して臨みましたが、今日のような馬場は良くありません。良馬場なら違いました」
14着 ルガル(鮫島克駿騎手)
「スタートはトップスタートでしたし、状態もいい感じに持ってきてもらっていました。2年前に勝ったときは1分7秒台で、阪神カップもレコードで勝っているので、今日のこの馬場はスピードが削がれるような感じがしました。トップスタートを切りながら進みが悪く、ポジションが取れませんでした。前に行かないといけないという馬場ではありましたが、スタートしてからのスピードの乗りは馬場の影響としか考えられないです」
15着 パンジャタワー(松山弘平騎手)
「枠もそうなのですが、今日は前が止まらないような馬場でしたし、どうしても得意不得意が出やすい馬場でしたので、馬場の悪いところでノメッていて、馬の気持ちが折れてしまった感じです。ゲートも入らなかったり、今日は珍しくナイーブなところが出てしまいました」


