9月27日(日)に中山競馬場で行われる第60回スプリンターズステークス(GI)に出走を予定しているピューロマジック(牝5、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。
(前走のセントウルステークスを振り返って)レースまでは冷静でした。ただ、ゲートで他馬のうるさい面の影響を受けて本来のスタートを切れず、強引な競馬になった印象があります。その中でよく頑張ってくれました。
(中間の調整は)前走の内容が滑らかではなかったので、中二週で精神状態の乱れも想定して、一週間ほどリフレッシュ放牧に出ていました。先週の水曜日に栗東トレセンに戻って今週を迎えています。
(きょうの追い切りについて)狙いは、前走によって生じた気持ちの高まりを緩和するために、馬の後ろで我慢して、直線は加速する中でも解放し切らず、乗り役の指示に従う形でのゴールでした。気持ちを外に出さず、中に秘められるようにすることが目標でした。乱れている感じはありませんでした。馬の後ろでの我慢は、控えることが目的ではなく、逃げた場合でもがむしゃらにならないようにという気持ちもあります。
(成績安定の要因は)経験を重ねて、人間の意志を理解してきたことが大きいと思います。それと、気温が高いことも、コンディション良く走れている要因の一つです。
(夏を越しての影響は)夏に3戦した影響は感じます。前走、前々走がピークで、消耗は感じます。ピーク時の状態で臨めるよう、レースまで調整を続けます。
(中山芝1200mについて)結果が伴っていませんので、得意とは言えません。加えて、暑熱競馬期間中は、装鞍所集合からレースまでの時間、そしてパドックの周回も短かった中でレースを迎え、この馬にとってストレス無く行けました。ただ、今回、GIということで、それらの時間が長くなるので、精神的な消耗はあると思います。コース形態だけではなく、これらの要素もポイントです。
(思い描くレースは)ゲートの出方次第です。夏と比べて消耗も感じますので、その中でいいためができるイメージはありません。一歩目を出たらスピードを生かすしかないと思っています。
(抱負を)この馬のスピードを見てもらえるように、日曜までしっかりトレーニングをします。
(取材:檜川彰人)


