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8月30日(日)に新潟競馬場で行われる第62回新潟記念(GIII)に出走予定のゾロアストロ(牡3、美浦・宮田敬介厩舎)について、26日の宮田敬介調教師のコメントは以下の通り。

「ダービーを回避した時は、(鼻出血の)軽度な兆候が見られて、大事をとってやめさせていただきました。牧場さんでも丁寧に立ち上げていただきましたし、帰厩直後の2週間ぐらいは、キャンターの止め際で咳をしていたり、少し気になるところもあったのですが、その後はうまく、気持ちの面と、体の面と、バランスを整えながらやってきて、今のところは不安なく来ていますね。

(1週前追い切りは)先輩のステレンボッシュに胸を貸してもらうような追い切りをさせてもらいました。この馬らしい大きなフットワークで、長くいい脚を使って伸びてくれていましたし、まさかステレンボッシュを煽るぐらいまで動けるというのはちょっとびっくりしたのですが、本当に驚くぐらいいい動きだったと思います。

これまでは同年代の馬としか走ったことがなかった中で、これからは先輩の馬たちと、まして、今年の新潟記念はGI馬が5頭いますし、そういった馬と戦っていく上では、調教もプラスアルファが必要かなというか、さらに質の高いものが必要かなという思いもありましたし、幸い、一緒のレースに出る大先輩(ステレンボッシュ)がいますので、胸を貸してもらいながら、今回は調整しています。

もともと、この子はちょっとクモズレしやすいところもあったりして、やはり、ウッドチップが新しくなってくる中で少し擦れも目立ってきていたので、今週は大事をとってポリトラックコースでやらせていただきましたが、先週までしっかり負荷をかけて、今日もポリトラックで、向正面まで長めに追うことができましたし、動き、あとは上がりの息遣いを見ても、しっかり整って、レースの週を迎えられたなと思います。

(前走の皐月賞で騎乗した)岩田望来騎手は、皐月賞しか乗ったことがなかったのですが、上がってきて早々、全く走っていないというか、実際、追い切りほども乱れてないというか、息遣いが全く乱れずに上がってきてしまいましたし、小回りコースでは、まだちょっと力が出せないかなというイメージでした。それを踏まえて、今回は広いコースへの参戦になるのですが、たぶん舞台はバッチリ合うのではないかなと思います。

若い時から心肺機能の高さというのはすごく目立っていた馬なのですが、まだ、しっかりトモ(後肢)にバランスを乗せて走り切れていないというか、全力を出し切れていないのではないかなという思いがある中で、それでも重賞を勝ってくれましたが、そのあたり、気持ちの面と、体の走りの質というか、そのあたりを高めていければ、上の世代相手でもやれるのではないかなと思っています。

この子に関しても、上がりの息遣いなどを見ていても、わりと今日、暑い時間の追い切りでもケロッと上がってきてくれますし、(暑さに対しては)心配なく向かえそうです。

このレースで、ひとつ、しっかり結果を出して、秋にまた年長馬との戦いに向かいたいと思っていますし、それだけの馬だと思っているので、なんとか結果がついてくるように頑張りたいです」

(取材:山本直)

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