7月12日(日)に福島競馬場で行われる第62回七夕賞(GIII)に出走予定のカラマティアノス(牡4、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。
(前走を振り返って)
「道中スムーズではない部分もありましたが、それよりも切れ負けしてしまったかなという感じはありました。東京コースだとそういうことは起こりうるかなと思っていました」
(中間の調整過程は)
「いつも通り、レースの後はノーザンファームの天栄さんの方で調整をしていただいて、だいたい1ヶ月くらい前に美浦に帰厩して、追い切りを重ねています。今回は帰ってきたその時からすごく馬の走りが良いです。少し前のめり気味に走る、気持ちが先走るようなところがある馬ですが、今回はそういった部分が全くないです。きちんと人間の指示をずっと待っていられるという状況は、帰厩した時から明らかに良いですね。それが追い切りにもきちんと出ていました。今日の追い切りも少し引っかかってくる馬がいて、道中は刺激が多かったのですが、それでもエキサイトせずに我慢出来ていて、『よし行け!』と言ってからグンと沈めて良い雰囲気でいます」
(一週前追い切りは)
「乗り慣れている津村騎手に先週乗ってもらいましたが、ジョッキーの評価も全く同じような感じで、ここ最近のレースの中では一番良いのではないかと言ってくれています」
(改めて今朝の追い切りの内容は)
「当週ですし、先週もしっかりやっているので、今日はあまりやりすぎないようにというところで、後ろから来る馬を待って、手応えに余裕があれば一緒に行けば良いよという内容でした。余裕十分で最後も上がってこられて、お釣りをもってゴール出来たので、すごく良かったと思います」
(初の福島競馬場は)
「東京で少し切れ負けする面が見えたので、新潟よりは福島の方が良いと思いました。加えて、コーナー4つの方が良いのではないかと津村騎手からのアドバイスもありましたので、七夕賞か函館記念かという選択でしたが、時間的に余裕のある七夕賞ということになりました」
(レース運びのイメージは)
「今回ジョッキーも替わるので、その辺りはどうなるかゲートが開かないと分かりませんが、今はポジションを取りに行っても昔のようにエキサイトすることはないので、自在な競馬が出来るのではないかなと思います。ペース次第でどんな競馬でも出来ると思っています」
(ハンデ58キロについては)
「自分の中の想定では、58.5キロや59キロになるかなと思っていた部分もあります。重賞を勝ったレースと、2着だったレースが斤量をそんなに背負わないレースでしたので、この辺りで収めてもらえたのかなと思います」
(4歳馬となって成長したところは)
「産駒の特徴もあると思いますが、少し腹めがポテッとするようなところがある馬ですが、夏場ということもありすごく引き締まっていて、体調もすごく良さそうです。精神状態が非常に良いので、精神面も肉体面も共に良い状態だと感じています」
(意気込みを)
「舞台は非常に整っているなと感じています。ただ、ハンデ戦ですので、ハンデの軽い馬もいますし、福島コースということで道中、複雑な動きが起こることも想定出来ます。色々なことを乗り越えていければ、出走するメンバーの中では上位にいる馬だと思っていますので、力を出し切れれば十分勝負になると思っています」
(取材:藤原菜々花)


