17日(水)に稍重馬場の川崎競馬場で行われた3歳牝馬のダートグレード競走、第62回関東オークス(JpnII・2100m 出走14頭)は、道中は先団インを追走していた2番人気のペンダント(JRA)がゴール前で差し切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分18秒0、騎乗した岩田望来騎手はこのレース初制覇。
岩田康誠騎手が騎乗した4番人気のジュワネング(JRA)が逃げ粘って1馬身1/2差の2着に入り、「岩田親子」のワンツーとなった。さらに6馬身差の3着に船橋のブレイズエッジが追い込んで地方馬最先着。1番人気のタマモフリージア(JRA)は4着、3番人気のアンジュルナ(浦和)は9着だった。
勝ったペンダントは父オルフェーヴル、母スパイラルステップ(その父シンボリクリスエス)という血統の3歳牝馬で、JRA栗東・池江泰寿調教師の管理馬。通算成績は7戦3勝。
<レース後の関係者コメント>
1着 ペンダント(岩田望来騎手)
「(道中は)凄くリズム良く運べましたし、それが最後に生きたと思います。前回騎乗した時にはチークピーシーズをつけていましたが、調教に乗った感じで、外したほうが良いのではと池江先生とも話をして、それが良いほうに出たという感じです。(逃げていた馬が)3コーナー過ぎで下がってこないとわかったので、その後ろについてマークしていました。直線は『親父(岩田康誠騎手)には負けたくないな』という思いで追っていました。初めて尽くしの競馬ではありましたが、うまく対応してくれて、これからどんどん強くなっていくと思うので、応援していただければと思います」
(池江泰寿調教師)
「感無量です。オルフェーヴル産駒で重賞を勝てて、涙が止まらなかったです。こんなに嬉しいものかと思いました。芝のオークスもオルフェーヴル産駒(ジュウリョクピエロ)が勝って、オルフェーヴルの底力を感じています。内枠を利用して、経済コースで、キックバックは気にせず、直線はどうやって抜け出せるかと思っていました。(ペースアップした時の)加速は怪しかったですが、直線でもうひと伸びしてくれました。期待以上ではありましたが、小回りは合わないかなと思います。(この後については)栗東に戻して、馬体をチェックして、馬と相談して決めたいです」
2着 ジュワネング(岩田康誠騎手)
「自分の競馬をして、負けた相手が息子(岩田望来騎手)ですから仕方ないですね。馬の力は出し切れました。前回乗った時よりも、パワーがついて良くなっています。スッと先行できました。地方の牝馬路線で良いレースができると思います」
4着 タマモフリージア(田口貫太騎手)
「体重が戻って、馬の状態はすごく良かったです。レースの前半は良かったのですが、ペースが上がって、勝ち馬とのポジショニングの差が出たと思います。3、4コーナーで置かれた分の差で、そのままゴールまで行ってしまいました。位置取りの差だけだと思いますし、まだまだやれると思います。これからの馬ですし、次に期待したいです」
7着 フルールドール(坂井瑠星騎手)
「雰囲気は悪くなかったですが、ペースが上がってからはついていけませんでした」
(取材:山本直)
お知らせ:


