6月14日(日)に阪神競馬場で行われる第67回宝塚記念(GI)に出走を予定しているミュージアムマイル(牡4、栗東・高柳大輔厩舎)について、追い切り後に行われた高柳大輔調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「きょうの追い切りは、坂路ですごい時計を出す馬ではありませんので、十分動けていたのではないかと思います。一週前の追い切りではしっかり動かしてもらったのですが、最後、久々というところで、止まったわけではないのですが物足りない部分が見えました。その部分は、今回の追い切りでは解消されていました。
有馬記念の後はドバイに向かう予定でしたが、情勢も踏まえて取りやめました。その後は香港を予定していましたが、歩様検査でこのままだと出走させることができないと言われ、行かないことを決めました。歩様に大きく異常は無いのですが、硬い馬なので、そこがAIのチェックで引っかかってしまい、その点はこの馬の特徴であることから、これだと出走できないと判断しました。
ここまでレース間隔が空くのは初めてですが、計画的な休みではなく、途中でドバイと香港に向けて仕上げていますので、間隔は空きましたが仕上がっていると思います。
有馬記念から半年たって、見た目のフォルムは変わりなく、体重は増えていますので、一回り大きくなったのではないかと思います。追い切りが終わった後でも落ち着いていますし、精神的にも大人になったのではと思います。
前走の有馬記念は、心配していたスタートもしっかり切ってくれて、そうした状況で控えましたので、いい流れだったと思います。道中も、マークする馬をしっかり見ながら最後はいい脚を使ってくれました。ジョッキーも馬も頑張ってくれたと思います。スタートに関しては常に心配していて、しっかり練習していますので、大丈夫だと思います。
これまで乗ってきたジョッキーに聞くと、右回りの方がいいのではないかと言っていました。左回りでも結果を出していますが、右回りの阪神というのはプラス材料だと思っています。
メンバーについては、調教師の目線だとあまり強くなってほしくないと思うのですが、ファン目線だと本当に楽しみなレースになると思います。ここまで半年休んで、いろいろ頓挫することもありましたが、そういう状況でもめげずに頑張ってレースをしてほしいです。半年ぶりで、昔の馬だと思われそうですが、皆さん応援してくれているので、頑張らないといけないと思います。
(勝てばファン投票レース連覇となることについて)意識はしていないです。(年明け初戦が宝塚記念だった馬が勝つと49年ぶりだが)全然知りませんでした。期待に応えられるように頑張りたいです。
ファン投票で5位ということで、皆さんに期待されている馬ですので、しっかり仕上げて、このメンバーで競馬ファンが楽しめるようなレースをしたいと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)


