6月14日(日)に阪神競馬場で行われる第67回宝塚記念(GI)に出走を予定しているビザンチンドリーム(牡5、栗東・坂口智康厩舎)について、追い切り後の坂口智康調教師のコメントは以下の通り。
「去年のフォワ賞は、いい競馬をしてくれて、しっかり勝ち切ってくれました。そのあと状態が上がって、いい状態で凱旋門賞を迎えることができたのですが、直線ではいつもの伸びが見られませんでした。それでも十分頑張ってくれたのではないかと思っています。2月のカタールでのレース(アミールトロフィー)は、状態自体は良かったのではないかと思っているのですが、現地に入ってからのテンションや、競馬当日のテンションがいつもより高かったというところがあり、そのぶん最後の直線でいつものこの馬の伸びが見られなかったのではと思っています。
普段、トレセンにいる時は、精神的にもどっしりとしてきていると言うか、それほど問題にはならないのですが、競馬に行くと気が入りやすいタイプです。ただ、そこはこの馬のいいところだと思います。肉体面に関しては、数字としても増えてきていますし、全体的に成長しているという感じです。
本来であればもう少し距離があったほうがいいタイプではあるのですが、どうしてもスタートが少し遅い馬ですので、スタートを上手に出てくれて、流れに乗ってくれたら、この距離もこなしてくれると思います。序盤で流れに乗れるかどうかというのがポイントにはなってくると思います。もちろん能力はある馬ですし、何よりも心肺機能がとても優れている馬ですので、そこを生かした競馬をしてほしいと思っています。
二週前の追い切りで、息がまだ少しできていないのではというところがありましたので、一週前はしっかりと負荷をかけてやりました。二週前よりは息遣いも良化していて、走るバランスとか、そのあたりも良くはなっていました。いい追い切りができたのではないかと思います。きょうは、競馬の週ですので、時計というよりも、折り合いとバランスを見て追い切ってもらいました。時計としても十分ですし、いい頃に比べると追い切りではまだ少し息遣いが物足りないというところが正直あるのですが、この一追いでまた良くなってくれると思います。
一年ぶりに日本で走るレースになりますので、いい走りをファンの皆さんの前でお見せできるように、あと数日、しっかりと調整していきます。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)


