5月31日(日)、佐賀競馬場(晴・良)で行われた佐賀の3歳三冠の二戦目、第68回九州優駿栄城賞(ダート2000m・出走12頭)は、序盤3番手につけた3番人気のカシノアミュレットが2コーナーでは2番手に上がって最後の直線の入口では先頭に立ち、断然の1番人気に支持されていたサキドリトッケンの追い込みをアタマ差振り切って重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分12秒4。佐賀皐月賞に続く二冠を目指したサキドリトッケンは2着、逃げた5番人気のハクアイドゥマンが3馬身差の3着、4着はミッジーチャンプ、5着はウルトラキッドだった。
勝ったカシノアミュレットは父タリスマニック、母サニーサインズ(母の父ハービンジャー)の3歳セン馬。佐賀・手島勝利調教師の管理馬。前走の佐賀皐月賞ではサキドリトッケンの2着、今回6度目の重賞挑戦で初制覇となった。通算成績は12戦3勝。鞍上はホッカイドウ競馬の阿部龍騎手。
レース後のコメント
1着 カシノアミュレット(阿部龍騎手)
「とても状態が良かったです。厩舎の皆さんのおかげだと思っています。馬の邪魔をしないように、状態の良さを存分に発揮できるように、それだけを考えていました。リズム良く走れていましたので、序盤はそれでいいと思っていましたし、すごく折り合っていて、道中はいつでも動けるような格好でした。後ろから来るのを待っていては勝負にならないと思っていましたので、少しでも早く抜け出して、あとは頑張ってくれという思いで乗っていました。とてもきわどい勝負でしたが、馬が最後まで一生懸命走ってくれたので勝てたと思います。
初めて乗せてもらった時よりもしっかり走れるようになってきています。これからもいい競馬をしてくれるのではないかと思います」
2着 サキドリトッケン(吉原寛人騎手)
「佐賀皐月賞のことがあったので、流れが落ち着くとは思いましたが、思っていた以上に流れませんでした。さらに、2コーナーあたりから飛田騎手(ダバイシュクレ)にふたをされる形にもなって、動きたいところで動けなかったですし、展開面は最悪でした。ゴーサインを出した時の砂を嫌がる面は前回と一緒なのですが、思ったよりも渋くなっていました。他の馬も上がりを使いますし、追いつけなくて少し嫌気をさす感じもありました」
3着 ハクアイドゥマン(石川慎将騎手)
「返し馬の感じも前回と変わらず良かったと思います。ポジション的にも思い切って行こうと思っていましたし、タフさはある馬なので、それで押し切れればというところでした。やりたい競馬はできましたし、まだこれから成長の余地は残していると感じましたので、無事にひと夏越して、成長していってくれればと思います」
4着 ミッジーチャンプ(筒井勇介騎手)
「少し気が悪いとは事前に聞いていましたが、返し馬はいい感じでした。前回のVTRを見て、石川騎手が向正面から行って最後が甘くなっていましたから、少し我慢させて、仕掛けのタイミングはイメージ通りでした。もう少しゲートを出てくれれば位置取りは中団くらいに行きたかったのですが、出てくれなかったので、あの位置になりました。手応えも良かったですが、少し距離は長い感じでした」
5着 ウルトラキッド(竹吉徹騎手)
「返し馬でもいつも通りで悪くなかったですし、この馬の調子にはあったと思います。位置取りもスムーズに行けましたし、道中の手応えも良かったです。この馬の競馬で最後まで頑張ってくれたと思います」
(取材協力:うまかつ.net)


