5月31日(日)に東京競馬場で行われる東京優駿(第93回日本ダービー)(GI)に出走を予定しているアスクエジンバラ(牡3、栗東・福永祐一厩舎)について、追い切り後の福永祐一調教師のコメントは以下の通り。
(前走の皐月賞4着を振り返って)勝つためのポジションで競馬をしてくれました。その中で、文句の無い競馬をしてくれました。
(前走後の状態は)思っていたよりダメージは無く、いいコンディションでした。一旦短期で放牧に出しましたが、ダービーに向けての立ち上げはスムーズでした。
(一週前追い切りについて)岩田康誠騎手が落馬して負傷したため、岩田望来騎手が調教をつけてくれました。先行馬を見る形で、後ろから追いかけて、最後ある程度の負荷をかけるという内容でした。普段のこの馬の動きからすると物足りない内容でした。先行馬を交わした時に気を抜く面を見せたので、気を抜かないようにステッキを使ったとのことでした。
(24日の日曜日の調教について)岩田康誠騎手が乗りましたが、素晴らしい動きでした。単走でしたが、(馬が)岩田康誠騎手仕様になっていると感じました。一週前追い切りで岩田望来騎手が乗ったらステッキを入れて上がり11秒8、岩田康誠騎手が乗ったら馬なりで10秒8ですから。
(最終追い切りは)疲れを残さないようにと岩田康誠騎手と話しました。坂路で、騎手も私もイメージ通りの追い切りをすることができました。
(馬体重の変化が少ないようだが)実は結構減っています。輸送で20kgぐらい減りますが、発汗したりストレスを抱えたりすることはありません。ただ単に減ります。それを見越しての調整です。今トレセンにいる470kg台で使いたいというのが正直なところです。この点は、まだ3歳ですから、成長待ちという面はあります。今回は、馬体重の増減より、動きの質を上げることに主眼を置いています。
(2400mについて)もともと2000mまでの馬と思っていたところはありましたが、岩田康誠騎手が、ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスから長い距離に対応できるように下地を作ってくれました。皐月賞でも、ポジションを取りにいって、折り合いもついて、最後まで脚を使うレースをしたところは、騎手目線で見ると2400mの対応も楽になると感じています。
(開業3年目でダービーに出走させることについて)幸運なことだと思います。それだけの馬を預けていただいたことに感謝です。
(騎手時代に3回勝っているが共通することは)3歳ですから、ここに来てグッと(調子が)上がってくることです。岩田康誠騎手は、この馬に、ダービー目標で携わっていると常々言っています。ここで100%に持ってくるように逆算して乗っていると話していますし、期待しかないです。
(抱負を)ここを目標に順調に来ています。まだレースまで日もありますので気は抜けませんが、この良い状態を維持しながら丁寧に管理していきたいと思います。騎手は、怪我を乗り越え、この馬へ情熱を注いでくれています。その点は不安はありません。レースは岩田康誠騎手に一任です。
(取材:檜川彰人)


