5月14日(木)、園田競馬場(晴・良)で行われたグランダムジャパン2026・3歳シーズンの重賞、第64回のじぎく賞(ダート1700m、出走12頭)は、1周目3コーナーでハナに立った大井のプリンセスデイジーが2周目4コーナーではリードを広げ、7戦目で重賞初勝利を挙げた。3番人気での勝利。中団から追い込んだ5番人気の北海道・ウィルラウスが3馬身2分の1差の2着、1番人気に推された浦和のティーズセラフが1馬身2分の1差の3着、4着は大井のファーマドール、5着が地元兵庫のクリスタルピット、2番人気の川崎・ミスティライズは8着だった。
勝ったプリンセスデイジーは父シニスターミニスター、母プレトリアン(母の父キングヘイロー)の3歳牝馬。去年10月に大井でデビュー、前走の東京プリンセス賞は8着だった。通算成績は7戦3勝。大井の田中正人調教師の管理馬。鞍上の大井・西啓太騎手はきょうが園田競馬場初騎乗だった。
レース後のコメント
1着プリンセスデイジー(西啓太騎手)
「レース運びはスタート次第で決めようと思っていたのですが、逃げることは頭にありました。いい意味で遊びながら走っていて、他の馬が来れば来るだけ反応しそうな手応えでした。前半遊びながら走っていたぶん手応えはありましたし、切れるタイプではありませんので、早めに後ろにも脚を使わせながら競馬をしたいと思っていました。イメージ通りでした。強かったです。
最初の頃と比べると、この馬なりに真面目に走ってくれるようにはなってきましたが、まだまだ遊びがありながら走っています。初めての遠征でも、普段と変わらず、物見しながらでしたがテンションも上がらず落ち着いていました。ひとつ大きいところを勝ってくれましたし、これからまだまだ成長すると思いますので、楽しみです」
(田中正人調教師)
「前走後、疲れも出て、間隔もあまりありませんでしたので、疲れを取ることに主眼を置いてきょうに臨みました。前走で仕上がっていましたので、仕上がり面は問題ありませんでした。西啓太騎手とは前めのポジションにつけたいと話はしていました。ティーズセラフの出方次第で、あとは西啓太騎手に任せる形を取りました。逃げることは想定内でした。
この後は、馬の状態との相談になりますが、オーナーと話し合って決めたいと思います。折り合いがつきますから長い距離もこなすと思います。初めての園田遠征でしたが、綺麗な競馬場で、そこで勝つこともできて、最高です」
2着ウィルラウス(下原理騎手)
「ゲートは少しうるさいところがありながら、しっかり出てくれました。ひと脚は使うので、それを生かすレースをしようと考えて乗りました。そのために馬群で脚をためました。ポジションも理想的でした。直線は本当にいい脚でした。もう少し内めの枠なら一発あったと思うぐらいの脚でした」
3着ティーズセラフ(吉原寛人騎手)
「二の脚がつかず、そのぶんポケットで動きにくくなりました。浦和でも同様の形で惜しい競馬があったのですが、ポケットで動こうとするとジリジリとなってしまいます。2番手ならもう少し違う脚を使えたかもしれません。ですが、きょうの揃ったメンバーの中、よく頑張ってくれました」
4着ファーマドール(永井孝典騎手)
「ゲートを出てくれて、理想の競馬ができました。牝馬らしく、返し馬から少しカリカリする面はありましたが、悪くはありませんでした。向正面の感じだと反応もありました。少し距離が長いかなという印象はあります」
5着クリスタルピット(田野豊三騎手)
「1700mでしたが、乗りやすかったです。ハミを取って、ホームストレッチから手前を替えつつ、一定の脚を使って上がっていってくれました。だらっとするところも無く、乗りやすい馬でした」
6着ゴーゴーツヨシ(小牧太騎手)
「スタートがもう一つでしたが、道中はいい感じでした。勝ち馬を見ながら、深追いしないようにじっくり乗りましたが、止まってしまいました」
(取材:檜川彰人)


