お知らせ:

競馬実況web

29日、大井競馬場(曇 稍重)で行われたダートグレード競走、第71回羽田盃(JpnI)は、JRAの3番人気フィンガーが勝利した。ハナを切り、ロックターミガンとリアライズグリントに終始マークされながらも残り200mで振り切り、突き放した。勝ちタイム1分52秒7、勝利騎手は戸崎圭太(JRA)。

3馬身差の2着に1番人気ロックターミガン(JRA)、さらにクビ差の3着に6番人気ロウリュ(大井)が追い込んだ。2番人気リアライズグリント(JRA)は4着。

フィンガーは父Gun Runner、母エスティロタレントーソ(母の父Maclean's Music)。JRA美浦・田中博康調教師の管理馬。通算成績7戦3勝、重賞はブルーバードカップに続く2勝目で、3歳ダート三冠の初戦を制した。

レース後の関係者のコメント

1着 フィンガー(戸崎圭太騎手)
「先生ともレースの前にプランを立てていて、前々で競馬をしようと考えていました。スタートは上手に出てくれて、ハナに立てたのですが、少しペースを落としすぎた感じはありました。なのでポジションが落ち着かなかったのかなと思います。馬のリズムを考えていましたが、いい気分で走っていたのではないかと思っていました。プランがうまくいったのかなと思いますし、前走より馬も良くなってきたのではないかと感じました。一冠目を獲れたことでこのあとも注目されると思いますし、馬もまた頑張ってくれると思うので、応援してほしいです」

(田中博康調教師)
「とても嬉しいです。今回、ジョッキーと作戦を練りまして、ハナという形にはなりましたが、競馬ですから上手く行くか分かりませんでした。ジョッキーがずっとコンビを組んでいますし、大井も知り尽くしていますし、良いリズムで行ってくれたと思っています。1コーナーの入りまではとてもスムーズに行ったと思ったのですが、やはり向正面でお客さんの歓声が上がりましたが、少し厳しい展開にはなったなと思いました。(競り合いを制した時は)とても嬉しかったですね。道中の感じを見ていて、特に4コーナーを回る時は手が動いていましたし、正直少し苦しいかなと思いました。なかなか直線も長いですから、さすがに最後は喜びが大きかったです。(前走後は)短期で牧場へリフレッシュ放牧に出しまして、それも良かったと思います。
帰ってきてからも非常に良い状態でここまで立ち上げられました。前回が少し入れ込みといいますか、気持ちが入り過ぎているなというところがあったので、その辺りは観察していました。前回よりも一段階落ち着いて、パドックを周回していましたし、特に返し馬に移った時にジョッキーが歩かせて、自分のタイミングですっと下ろせたのは、前回とはまた違うところでした。そういったところで成長を感じるなと思って見ていました。(今後は)元々予定していた東京ダービーに行きたいなと思っています。ちょっと寒いですが、今日は遅くまで応援していただいて、とても感謝しています。とても強いフィンガーをお見せできたのではないかと思っています。この馬は次、2000mになる東京ダービーという舞台の方がより向いていると思っていますので、さらに強いフィンガーをお見せできるように頑張ってまいります。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」

2着 ロックターミガン(西村淳也騎手)
「厳しい競馬になってしまいました」

3着 ロウリュ(吉原寛人騎手)
「1週前の追い切りに乗って、馬が良くなっているのを実感したので、自信を持って行きました。流れが厳しい中、中団で脚を溜めることができて、成長があったと思います。最後もジリジリと伸びてくれました。東京ダービーの距離(2000m)の方がさらに良いと感じさせる走りでしたし、また次も頑張りたいです」

4着 リアライズグリント(坂井瑠星騎手)
「状態はすごく良かったのですが、ゲートの中の駐立が上手くいかず、その後の組み立てが難しくなってしまいました。それでも上位馬とは能力差がないと感じましたし、次は巻き返せるように頑張りたいです」

5着 サンラザール(矢野貴之騎手)
「返し馬では落ち着いているように見えて、ゲートを蹴るなど神経質なところを見せていました。前走のように操縦性が良くなくて、1コーナーではムキになっていました。前半の800mはハミを噛み過ぎていました。展開は向きましたが、力んでいました。前半の運びがとにかく難しかったです。同じ手前でずっと走っていて、余裕がまだありません。それでもよく粘った5着で、この5着は大きいです。ポテンシャルはありますが、まだ走り切っていないところがあります。初ナイターでハロン棒の影に驚いて跳んでしまうなど幼さがあり、粗削りなところがあります。その中でも前半は上手く運べましたし、また巻き返したいです」

(取材:米田元気)

お知らせ

お知らせ一覧