26日、佐賀競馬場(雨 不良)で行われた古馬牝馬による地方全国交流の重賞競走、第10回佐賀ヴィーナスカップ(1750m)は、高知から参戦した3番人気サノノエスポが勝利した。終始先頭集団を進み、直線で逃げていたソイジャガーを競り落として、迫ったヴィーリヤをクビ差凌いで重賞初制覇を果たした。勝ちタイム1分54秒0、勝利騎手は塚本征吾(愛知)。
兵庫から遠征の5番人気ヴィーリヤがクビ差2着、さらに4分の3馬身差の3着に地元佐賀の4番人気ソイジャガー。1番人気ローリエフレイバー(大井)は10着、2番人気スマートアンバー(兵庫)は5着。
サノノエスポは父エスポワールシチー、母シックファイター(母の父ヘクタープロテクター)、6歳牝馬。高知・目迫大輔厩舎の管理馬。中央で25戦3勝の成績を残し高知に移籍し、今回は移籍6戦目で初めての重賞制覇を果たした。通算成績は31戦5勝。
<レース後の関係者のコメント>
1着 サノノエスポ(目迫大輔調教師)
「目標としていたこのレースを勝つことができたのが凄く嬉しいです。勝因は良い馬を入れてくださるオーナーさんに、本当によく頑張ってくれているスタッフ、そしていつも協力的な塚本征吾騎手、彼の力なくしてはこの成績はないと思います。残りのグランダムシリーズも、オーナーと相談しつつ、距離や馬場の適正を見極めて狙っていきたいと思います。サノノエスポもよく頑張ってくれました。高知でもしっかり結果を出せるよう、これからも頑張ります」
2着 ヴィーリヤ(杉浦健太騎手)
「枠を生かして内でしっかりとタメて流れに乗れましたし、その分で上がりも伸びてくれました。あの差だったので悔しさはありますが、休み明けから確実に上向いてきていますから、今後も楽しみです」
3着 ソイジャガー(石川慎将騎手)
「スタートを決めて行ければ逃げるつもりでした。2コーナーで内から来られたところが...。それでも最後まで辛抱していましたし、この馬にはあの競馬が合っていると思います。内容的には収穫がありましたし、時季的にもこれから良くなると思います」
4着 キミノハート(田野豊三騎手)
「初めての馬場でしたが、道中の手応えは良い感じでした。スマートアンバーにずっと負けていたのですが、ある程度ついていけていましたからね。あまり切れるタイプではありませんが、切れてくれたらと思っていました。最後は気性の面が出たのかもうひとつでしたが、頑張ってくれたと思います」
5着 スマートアンバー(下原理騎手)
「理想的には2-3番手を取りたかったのですが、内の馬が速かったですね。正面スタンド前も外から流してこられて、4コーナーでは挟まれるところもありましたし、今日は展開面が厳しかったです」
10着 ローリエフレイバー(野畑凌騎手)
「返し馬の感じは良かったです。今回は大外枠で少しいれこんでしまって、スタートのタイミングが合わせられなくて遅れました。道中は向正面くらいから手応えがなくなってしまって、そこで少しリズムも崩れて馬が嫌っ気をさした感じでした。気難しい面があって、今日は気分良く走らせられなかったですね。馬の状態は悪くなかったのですが」
(取材協力:うまかつ.net)
(1着馬のコメントは高知けいばのリリースによる)


