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3月28日(土)に阪神競馬場で行われる第73回毎日杯(GIII)に出走を予定しているアルトラムス(牡3、栗東・野中賢二厩舎)について、追い切り後の野中賢二調教師のコメントは以下の通り。

「前走のシンザン記念は、内枠で少し立ち遅れ気味だったのと、他の馬の動きでリカバリーするスペースが無く、後ろからという選択肢しかなくなってしまい、あとはどこを回ってくるかというところで、外を選択するしかない状況で、かなり厳しいのではないかと感じていたのですが、最後は、豪快に、こちらが思っているよりいい脚を使ってくれました。残念でしたが、強い競馬はしたのではないかと思いました。

前走後はリフレッシュ放牧に出して、3週間ほど前に栗東に戻ってきました。前走後のプラン通りに来ています。

一週前の追い切りは、当該週に向けてある程度負荷をかけようという話はしていました。コーナーは三分か四分どころを回りましたが、かなりいい動きをしていましたし、少しずつ動きの質は上がっていると感じます。心臓もかなりいい状態まで上がって来ていますし、いい追い切りになったのではないかと思います。

先週で中身はかなりできているというところでしたので、きょうは調整程度という感じで、最後の1ハロンだけ気持ち良くサッと流してこようと岩田望来騎手とは話をしていたのですが、見ているより時計が速くなっているというか、走る馬の特徴でもあると思うのですが、きれいなストライドで、大きなストライドで、終いも余裕残しで動けていましたので、いい動きだったのではないかと思いました。

(去年の春に)トモの骨折の手術をしたりした馬ですので、ここまで早く動き出せるとは思っていませんでした。デビュー前に乗ってくれたジョッキーとかとも、素質やポテンシャルはありそうだがもう少し先かなという話をしていたところで、新馬はああいう内容で勝ってくれましたし、二走目も重賞でああいう感じの脚を使ってくれましたので、こちらが思っているより動いてくれますし、ポテンシャルの高さを見せてくれているという印象です。

将来的にどういう距離が向くのか探っているところではあるのですが、現段階ではまだ馬に少し緩さもあったりして、京都の1600mよりは阪神の1800m外回りというのはとても合うイメージがあります。レースに行くと折り合いも全然問題無いですし、とてもいいバランスで走れる馬ですので、阪神の1800m外回りは合うイメージは持っています。この先、どういうプランを立てていくかは、今週の内容次第になると思います。

少しずつですが馬体に強さも出ています。まだ精神的に幼く、前回も、ゲートの中で暴れているわけではないですが、少し緊張していたようで、ゲートの出が良くありませんでした。中間、ゲート練習をしている中でも、日によってゲートの不安定さがまだあったりして、これから修正していく課題は残っています。そのあたりも含めて、まだまだ良くなるだろうという感じは持っています。

毎回、こちらが思っているよりいい内容で走ってくれていますし、これからもどんどん良くなっていく馬だと思います。今回の内容で選択肢もいろいろ増えていくのではないかと思いますし、何とか結果を出して、選択肢が増えることを願っています。応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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