阪神11Rの第60回フィリーズレビュー(3歳GII・牝馬・芝1400m)は10番人気ギリーズボール(西塚洸二騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分20秒6(良)。1馬身3/4差の2着に2番人気サンアントワーヌ、さらにハナ差の3着に4番人気アイニードユーが入った。
ギリーズボールは美浦・手塚貴久厩舎の3歳牝馬で、父エピファネイア、母フロアクラフト(母の父フジキセキ)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着 ギリーズボール(西塚洸二騎手)
「阪神の開催が始まって間もありませんし、内枠でしたから、中団あたりを取れたらと思っていました。厩舎が上手に仕上げてくれたので、道中の折り合いもつきました。それで最後に脚を温存できましたし、当初とは違う形になりましたが、素晴らしい反応を見せてくれました。能力のある馬ですから、本番でもやれて良いと思います。期待して頑張っていきたいです」
(手塚貴久調教師)
「スタートで遅れて、道中も折り合っていませんでしたが、外に出さずに騎手が上手く乗ってくれました。思った以上に力があります。桜花賞も考えますが、このレースに向けて目一杯の仕上げをしましたので、美浦に戻してダメージや様子を見てから考えたいと思います」
2着 サンアントワーヌ(荻野極騎手)
「馬の雰囲気も良く、スタートも出てくれました。道中はリズム重視でスムーズに運べました。勝ち馬とは枠順もありますが、この馬自身は上手に走ってくれました。まだ体も成長途上で、先々が楽しみな馬です」
3着 アイニードユー(西村淳也騎手)
「いいスタートを切ることができました。ペースも悪くなかったですが、粘れませんでした」
4着 デアヴェローチェ(酒井学騎手)
「前走は、北村友一騎手が、1600mで距離の対応ができるように乗ってくれました。1400mでも十分スピードに対応できる馬です。馬の後ろで、ためのきいた、いい走りをしてくれました。直線では『よし!』と思いましたが、最後は同じ脚色になってしまいました。スタートが上手いだけに、内めの枠なら、もうひとつためのきいたレースができたかなと思います。ですが、今回の条件を考えたら本当によく頑張って、力を見せてくれました」
5着 プレセピオ(富田暁騎手)
「スタートは五分に出て、この競馬ができたのは収穫でしたが、直線では進路を探せませんでした。そこが痛かったです。最後はしっかり追えませんでした。あまり上手く乗れず申し訳なかったです。よく頑張ってくれました」
7着 トワニ(田山旺佑騎手)
「ゲートを出てからのアプローチひとつで結果が変わっていたと思います。状態は良く、輸送も慣れていて、力を出せる状態でした。上手く乗れず申し訳ないです」
8着 ショウナンカリス(池添謙一騎手)
「最初のポジションは悪くありませんでしたし、道中も悪くありませんでした。ただ、ハミ受けの難しいところを見せていて、競馬では我慢しながらでしたが、4コーナー手前では内に入れることができず、外に切り替えて、仕掛けが遅れてしまいました。スムーズにさばくことができませんでした。枠の並びや展開が良くなかったです。バテた馬のあおりをうけてしまいました」
10着 コラルリーフ(鮫島克駿騎手)
「レースまでは、厩舎サイドの調整も含め上手くいったと思います。思ったよりもペースが流れませんでした。もっと流れると思っていましたが、流れが落ち着いたぶん、外を回すよりロスなく運びました。勝ち馬の後ろから競馬ができたのですが、直線は進路をカットされてしまいました」
11着 テイエムスティール(高杉吏麒騎手)
「道中は余裕がありませんでした。直線に向いても伸びてくれませんでした」
12着 タイセイフレッサ(小沢大仁騎手)
「ゲートはスムーズに出てくれました。楽に良いポジションを取れました。道中のペースもそんなに速くありませんでしたし、勝負どころでペースが上がった時に置いていかれる形になりました。止まっているわけではなくジリジリとした脚を使ってくれています。長く使えるこの脚を生かせる競馬になればと思います」
14着 ファニーバニー(松若風馬騎手)
「内が残るなか、枠も外でしたがリズム良く運んで、4コーナーまでは手応えがありました。最後は甘くなりました」

