1月22日(木)、姫路競馬場(晴・良)で行われた西日本交流の3歳牝馬重賞、第27回兵庫クイーンセレクション(ダート1400m、出走12頭)は、中団のインを進んだ兵庫のジューンキートスが終始インコースを通ってポジションを上げ、4コーナーの出口では最内から先頭に立ち、重賞初出走で初制覇を果たした。去年4月にデビューした小谷哲平騎手は重賞初勝利。8番人気での勝利だった。道中最後方にいた7番人気のクリスタルピットが大外から追い込んで2馬身2分の1差の2着、ハナ差3着はただ一頭遠征してきた名古屋のクィーンズジョリー、4着はコマンタレヴー、5着は1番人気のゴーゴーツヨシだった。
勝ったジューンキートスは父ミスチヴィアスアレックス、母ジューンアイリス(母の父ダンカーク)の3歳牝馬。通算成績は9戦2勝。兵庫・碇清次郎調教師の管理馬。
レース後のコメント
1着ジューンキートス(小谷哲平騎手)
「ペースは速くなると思っていましたし、枠を踏まえても、インを進んでいこうと思っていました。ゲートが決まれば勝ち負けまであるのではないかと思っていたのですが、きょうもしっかりゲートが決まりましたので、自信を持って乗りました。一回仕掛けだすと一生懸命頑張る馬で、そこを信じて乗っていました。相手は小牧さん(ゴーゴーツヨシ)になるだろうと思っていて、一生懸命追うだけでした。これからも一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします」
(碇清次郎調教師)
「最近出遅れ気味でしたが、きょうはスッと出てくれました。騎手には、重賞ということで、この馬が勝っているレース展開をイメージして乗るように伝えました。うまく中団につけて運んでくれました。最後ひと脚を使いますから、うまくためられたら伸びてくれるとは思っていました。うまく内をすくって勝ってくれました。最近の成長は著しいです。
道中は掛かる馬ではありませんから、距離に関しては展開次第です。今後は、牡馬が相手になってきますから、チャレンジャーの気持ちで行きたいと思います。あとはオーナーと相談して使うところを考えます」
2着クリスタルピット(永井孝典騎手)
「道中は悪くない感じで運べました。あまり脚を使う感じも無く4コーナーまで来ることができました。展開の助けが欲しいところがありますから、もう少し前が動いてほしかったです。ですが、最後、直線はしっかり脚を使ってくれました」
3着クィーンズジョリー(今井貴大騎手)
「もともと外に張る面があり、コーナーのきつい初めての馬場で、馬にも戸惑いがありましたが、思っていたよりも一つ前の、いいポジションで運べました。そこからいい競馬ができました」
4着コマンタレヴー(田野豊三騎手)
「4コーナーは手応え良く迎えられました。ただ、フワフワして物見をする面がありました。もう少し追い切っていければ、もっといいレースができたと思います。能力は高い馬で、競馬そのものも上手です。レースぶりも安定してきています」
5着ゴーゴーツヨシ(小牧太騎手)
「初めての馬場で、馬が戸惑っていました。前走のような脚が使えませんでした。きょうはエンジンがかかりませんでした」
12着ヤクモドリーム(塩津璃菜騎手)
「(初めての重賞騎乗について)やれることはやりました。いい経験をさせていただきました」
(取材:檜川彰人)

