1月18日(日)に中山競馬場で行われる第66回京成杯(GIII)に登録しているアッカン(牡3、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。
(前走の百日草特別1着を振り返って)
「スローペースで大逃げをする馬がいて、後ろが大きく離れてしまったことで追走が難しくなった馬もいました。5頭立てだったのですが、すごく難解な展開というか、難しいレースになりました。うちの馬が一番上手くいった感じのレースだったので、評価がすごく難しいレースになってしまったなという印象です」
(前走後の調整について)
「一旦、北海道の牧場に戻しまして、少し疲れを取ってもらいました。レースのひと月以上前に(厩舎に)戻して、そこから徐々にこちらでペースアップしていった感じです」
(調教過程を振り返って)
「(1週前は)しっかりやりたかったので、きちんと時計を出しました。馬場が良くなかったのですが、体幹の強い馬で、その中でもしっかりと足取りが乱れずにゴールまで走り切れたので、すごく良い印象でした。
(最終追い切りは)かなり気が良い馬で、仕上がりも順調に来ていたものですから、今日はやりすぎないように、静かな追い切りとなりました」
(今回のレースに向けて)
「初めてのコースなのでやってみないと分からないのですが、右回りでコーナー4つの2000mの札幌で競馬をさせてもらっていますし、坂のきつい東京コースでも結果を出せています。総合して考えると、中山コースがマイナスになるようなことはないかなと思っています。
未勝利戦を勝った時は馬群を割って勝ったり、百日草特別の時はポツンと走らせて折り合い良く行って抜け出すという競馬をしたりと、レースのセンスがとても良い馬です。こちらから注文するというのは何もないと思います。
(普段は)すごく優等生で、人の手を煩わせるようなことが一切なくて、行儀がすごく良い馬です。
ストロングポイントで言えば、何よりも操縦性の高さ、人に対する素直な反応であったり、とにかくセンスが良い馬です。注文をつけるところがなくて本当に助かっています。課題で言うと、肉体的な部分でもう少し成長してきてほしいです。北海道で使っていた頃に比べればはるかに良いのですが、上のクラスで戦う上ではグンと身が入ってきてほしいという印象は持っています。ただ、それは成長待ちというところで、我々が人為的に何かできることではないです。
2勝馬なのですが、前回が特殊なレースでした。オープンクラスでどれだけやれるかという部分と、この先クラシックに向けて駒を進めて行けるのかどうかを計りたいと思っています」
(取材:米田元気)

