12月28日(日)に中山競馬場で行われる第70回有馬記念(GI)に出走を予定しているジャスティンパレス(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。
「今回がラストランになりますが、無事に有馬記念を走り終わってからいろいろと思うところがあるのかなと思います。今は、とにかく今週のレースに向けて、厩舎のみんなと一緒に集中してやっているという感じです。ここまで長く、しかもGIばかり走ってくれるとは思っていなかったですし、本当に丈夫だと思います。
前走のジャパンカップは、スタートの一歩目は切ったのですが、1コーナーで前に入られるような若干の不利を受けて、イメージより少し後手に回ってしまい、もったいなかったという競馬になってしまいました。たらればにはなるものの、スムーズな競馬ができていれば、1着2着の馬は強かったですが、その後ろぐらいには来られたかもしれなかったです。
天皇賞(秋)の時と違い、ジャパンカップは結構時計も速かったですし、それなりの疲れはあったのですが、一週間しっかりとケアをしたら次の週には疲れも取れて、そこからは有馬記念に向けて順調に調整してきています。
一週前の追い切りは、団野騎手が乗って、CWで併せ馬をやりました。折り合いもしっかりついていましたし、団野騎手には天皇賞(秋)の時の一週前追い切りにも乗ってもらったのですが、その時に比べてもバランスも良いしむしろ良くなっていると言ってくれました。いい内容だったのではないかと思います。きょうの最終追い切りは、天皇賞(秋)、ジャパンカップの時と同じルーティーンで、CWで、向正面から半マイル、馬なりという内容でした。動きに関しても特に変わりなくといった感じです。
スタートは、相変わらずゲートの中では少し動いてしまうのですが、タイミング良くというか、何とかうまく出してもらっていると思います。特に、天皇賞(秋)の時の団野騎手のスタートはものすごく速かったので、ジョッキー自身もいいイメージで乗ってくれるのではないかと思います。
いよいよラストランを迎えることになりました。本当にとてもタフな馬で、この秋も、天皇賞(秋)、ジャパンカップと使ってきているのですが、状態に関しては非常に高いところでキープできています。スタート次第ではあるのですが、この馬自身がしっかり走り切ってくれる競馬を期待しています。ここでも勝ち負けする力はあると思っていますし、流れひとつでと思っていますので、何とか有終の美を飾れるように厩舎一同頑張っていきます。レース当日、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

