11月16日(日)に京都競馬場で行われる第50回エリザベス女王杯(GI)に出走を予定しているココナッツブラウン(牝5、栗東・上村洋行厩舎)について、追い切り後に行われた上村洋行調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前々走のクイーンステークスは、最後の直線でスムーズさを欠いてしまいましたが、ゴール前までの伸び脚は本当に強烈で、いいレースだったと思います。前走の札幌記念は、中一週でしたが、滞在競馬ということもあって中一週で行きました。しっかり自分の競馬はできたのではないかと思います。
滞在では落ち着いていて、飼葉食いも良くて、体重も調整しやすいのですが、トレセンに入厩して調整していくと難しいところがあり、体重も減ってしまいます。
札幌記念の後は放牧に出して、リフレッシュしました。体重もしっかり増やして、メンタル的にもリセットしてから入厩しました。ここに来て、精神的に落ち着いてきたように感じます。
一週前の追い切りはCWで、時計、動きともに文句ない内容だったと思います。今週は坂路で、調整程度でやろうということで、この馬にしては軽めの調教でした。馬の状態は万全です。
あとは、当日輸送が一番の課題になってくると思います。当日輸送だと、馬運車の中でメンタル的なエネルギーの消耗もありますし、到着してからレースまでの時間の精神状態が課題になってきます。しかし、三走前に京都の3勝クラスを勝っていますし、問題無いのではないかと思っています。メンタルが繊細というか、いい状態に持っていくのが本当に難しい馬で、できれば前日とか、レースの週の週明けとかから競馬場に入れたいぐらいです。しかし、そうはいきませんので、ルールに従ってやるしかないと思いますが、大丈夫ではないかと思います。馬体重は450キロ台では出てほしいです。
コースや距離は特に気にしていません。距離は問題無いと思いますし、京都コースでこの馬の末脚が生きるのではないかと思います。当日のテンションが高いのは想定済みですので、輸送してレースを迎えるまでのテンション、メンタル的なところが、少しでも落ち着いていればと思います。レースは自分の競馬をするだけです。
馬体重のコントロールとか、メンタル面とか、繊細で難しい馬なのですが、持っている末脚は現役屈指の破壊力だと思っています。そこは一番期待できる部分かなと思います」
(取材:三浦拓実)

