11月2日(日)に東京競馬場で行われる第172回天皇賞(秋)に出走を予定しているシランケド(牝5、栗東・牧浦充徳厩舎)について、追い切り後の牧浦充徳調教師のコメントは以下の通り。
「前走の新潟記念は、牝馬どうしなら、中山牝馬ステークスも勝っているようにある程度やれるなというところはあったのですが、牡馬相手でしたので、どこまで通用するかというところでした。その中でもいい勝ち方をしてくれましたので、天皇賞でもどこまでやれるかというところで、楽しみにはしています。
いい末脚を持っていますので、東京のような広いコースでまた走らせてあげたいということで、天皇賞を選びました。決して京都の2200mがダメというわけではないのですが、同じような条件を使いたいというところで天皇賞を選択しました。
新潟記念の2着馬は菊花賞を勝ちましたし、3着だった馬も京都大賞典を勝って、強いメンバーとやって勝てたと思っていますが、今回は古馬の牡馬のGI馬が相手になりますので、その馬にどこまで通用するかがポイントになるかとは思います。胸を借りるつもりで、どこまでやれるか見てみたいです。ことしの新潟記念は、例年と比べてレベルの高い馬が集まって、どこまでやれるかというのはあったのですが、いい勝ち方をしてくれましたし、負かした馬がそのあと活躍していますので、この馬の能力の高さも改めて感じた次第です。
もともと、競馬をするごとにダメージが残るようなタイプの馬ではあったのですが、年齢を重ねるにつれて、競馬の後のダメージがそれほど尾を引くことなく次のレースに向けて進めていけるようになりました。そのあたり、体質的にしっかりしてきて、成長したところなのではないかと思っています。
前走で見せたような末脚がこの馬の一番の持ち味だと思いますので、それが次でも発揮できたらと思います。最近はあえて後ろからの競馬をさせてきていますが、もともと前の方でも競馬ができていましたので、その時の流れによってどこからでも競馬ができると思います。ですが、ある程度末脚を生かすような形でとは考えています。
1週前の追い切りは、横山武史騎手に栗東に来てもらい、初めて跨ってもらいました。まだ1週前で、もうひと追い欲しいというところではあったのですが、しっかり動かしてくれましたので、いい具合に今週上がってきてくれたのではないかと思います。今週は無理なく、競馬に向けてダメージを残すよりは力を温存した状態で向かいたいということで、坂路で調教助手が乗って追い切りました。前走とは良くも悪くも変わらない状態だと思います。
今回は古馬の一線級相手の競馬になりますので、牝馬の身でどこまで通用するかわかりませんが、精一杯力を発揮してくれればと思いますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

