6月8日(日)に東京競馬場で行われる第75回安田記念(GI)に出走を予定しているソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後に行われた池江泰寿調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走のドバイターフは、本当に状態も良かったですし、芝の世界最強馬を破りましたので、感無量という感じです。長い間、海外のGIに挑戦して、なかなか高い壁に跳ね返されて勝てなかったのですが、ようやく扉を開けることができたのではないかと思っています。この馬には感謝しかないです。
前走後はいろいろな選択肢があったのですが、安田記念はその選択肢の中のひとつでした。帰国後の三木の検疫でとても元気がいいというような話を聞いていて、香港から帰国した時もそういう感じで、同じくらい馬が元気だということで、それを聞いて安心していました。
今回は浜中騎手が騎乗しますが、一番勝ち鞍も多く、彼しかいないなというところです。
二週前追い切りは、CWコースで長目から追って、体に余裕があったので、ラストもしっかり伸ばしておいてほしいということをお願いしました。一週前の動きは良かったです。二週前よりも反応は良くなっていました。最後の1ハロンのタイムは一緒でしたが、はじけ方や反応の良さは違いました。
先週で結構仕上がりましたし、馬が煮詰まってもいけませんので、輸送もありますし、今週は坂路の単走で十分かなと思いました。動きは良かったです。これまでと同じくらいの状態には持って来られていると思っています。
若い時から成長がスローで、本格化するのは年齢を重ねてからだろうと思っていました。そのあたりをオーナーも理解してくれて、ゆとりのあるローテーションを組むことを任せてくれました。そのおかげで、成長を阻害せず、ここまで来ることができているのではないかと思います。体質面もそうですし、全体的に良くなっています。
距離については、東京のマイルであれば大丈夫だと思います。マイルでも東京は他場よりもスタミナを要するところがありますし、2000mのGIを勝てるぐらいでないとなかなか東京マイルでGIは勝てませんので、そういう意味では大丈夫なのではないかと思っています。
デビュー前から水口騎手がマイラーだと言っていた馬でした。2000mで頭打ちでしたのでマイルを使ってみようということで、その時に乗ってもらったのが浜中騎手でした。水口騎手の慧眼のようなところもあり、浜中騎手がマイラーとしての資質をしっかりレースで引き出してくれて、2人の騎手のおかげで今のソウルラッシュがあるのではないかと感じています。
(ロマンチックウォリアーを破った馬として注目されるのでは、という質問に)どの馬に勝とうが負けようが、ソウルラッシュの力を、全能力を発揮させること、そのことだけに力を注いでいます。安田記念は勝てていないですし、種牡馬としての箔をつけるためには東京マイルのGIを勝たせておかなければいけないと思っています。悔いのない仕上げをしますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

