5月18日(日)に東京競馬場で行われる第20回ヴィクトリアマイル(GI)に出走を予定しているサフィラ(牝4、栗東・池添学厩舎)について、追い切り後に行われた池添学調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「前走の阪神牝馬ステークスは、格上挑戦だったのですが、具合も良く、レース前に松山騎手と話していた作戦通りの展開になりました。最後は後続に飲み込まれるかと思いましたが、そこからもうひと踏ん張り勝負根性を見せてくれて、本当にいいレースだったと思います。
ヴィクトリアマイルの優先出走権も獲りましたし、ダメージが無ければ出走を考えていました。前走後は二週間ほど放牧して様子を見て、ダメージもありませんでしたので、二週前に入厩させました。一週前の追い切りはとても良かったです。前走を使ってからそこまで日もたっていませんでしたので、松山騎手には感触を確かめる程度で乗ってもらったのですが、上がってきた時、松山騎手からは、前走よりもすごくいいというコメントをもらえましたし、良かったと思います。先週ある程度しっかり動けていましたし、これ以上追い込む必要も無く、東京への輸送もありますので、今週の追い切りはいつもの感じで、無理せず最後まで馬なりで、仕掛けたらいつでも動けるような状態でゴールを切りました。
3歳の頃と比べて馬体重も増加しましたし、それとともに、ついて欲しいところにも筋肉がついてきました。まだまだ良くなりそうな体はしているのですが、あまり馬体重を気にせず調教の負荷もかけられるようになってきていますので、それが近走の成績につながっているのではないかと思います。腹袋も去年に比べたらしっかりどっしりしてきていますし、トモも、とんがった感じでもう少し筋肉量が欲しいと思ったところに、徐々に筋肉がついてきています。欲を言えばもう一回り大きくなってくれればいいと思います。いまは飼葉食いの心配も無いですし、先週、一週前の追い切りをコースでやったあとも逆に馬体重も増えていましたので、輸送による馬体減の心配も無いのではないかと思います。前走と同じくらいの馬体重、もしくは大幅に減ってさえいなければ、輸送はクリアできたものと思います。
姉のサラキアも3歳の時は少し体が弱く、体と相談しながらの調整で、古馬になってどんどん良くなってきました。そのあたりの成長力はとても似ていますし、馬体のつくりも、少しずつですが姉に近づいてきたのではないかと思います。
東京コースに関しては特に心配していません。アルテミスステークスでも2着に来ていますし、いまの体、状態は、去年とは比べものになりません。馬場は、軽い走りをする馬ですので、渋らないでほしいとは思います。
前走は飛び級で重賞を勝ってくれましたが、ポテンシャルに関しては絶対通用すると思っての出走でした。今回も、相手がまた強くなりますが、通用すると思って東京へ連れていきますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

